先輩ライバーQ&A 「なかなかリスナーさんが来てくれない……」配信が伸び悩んだときどうする?
後輩ライバーから寄せられた質問に、先輩ライバーが回答する企画「先輩ライバーQ&A」。
今回は、こちらの2つの質問をピックアップ!
それでは早速、先輩ライバーに回答していただきましょう!
「ライブ配信を初めてもうすぐ1ヶ月が経ちますが、伸び悩んでいます。先輩ライバーの皆さんはデビューライバー時代にどんな壁にぶつかりましたか?それをどのように乗り越えましたか?」
リス活を通して「自分が作りたい配信枠」が見つかる! 次第に初見リスナーさんが定着してくれる配信枠に(COVA)
COVA:僕は、配信を始めて10ヶ月くらい経った頃、配信枠の雰囲気が崩れてしまい、リスナーさんがどんどん離れてしまった時期がありました。原因の一つとして、内輪ネタやネガティブな発言をするリスナーさんたちに僕自身が強く注意できなかったことがあります。初見リスナーさんにとって居心地のいい空気感にならず定着してもらえなかったり、応援してくれていたリスナーさんがいなくなってしまうことが繰り返しあり、一度配信を休んで立て直すことにしました。
そこで僕がまず最初にしたのは、積極的なリス活です。配信枠の方向性を作る参考にするために、さまざまなライバーさんの配信枠に行くようになりました。次第に「自分はこういう配信枠が好きなんだ」という傾向を知ることができたし、方向性が固まっていくに連れて配信枠の雰囲気は活気付いていきました。気が合うリスナーさんたちと一緒に「ここから少しずつ人数を増やしていくにはどうすればいいかな?」と作戦会議をすることもできて、初見リスナーさんも馴染みやすい配信枠づくりをすることができました。
リス活のポイントとしては、前提として「リスナーの立場として楽しむ」ことが大切だと思っています。営業目的で行って「配信枠に遊びに来てください」など宣伝することはやめましょう。また「自分が楽しめる配信枠」を選ぶことも重要です。合わない配信枠に無理して通うのではなく、自然と声を出して笑えるような配信枠を見つけることで、「自分もこういう配信枠にしたいな」と方向性が見えてくると思います。
リスナーさんが急に来なくなっても、悩むのではなく、いつ戻ってきてもいいように楽しい配信を続けることが大切!(でぃあちゃん)
でぃあちゃん:配信を始めたばかりの頃、よく通ってくれて仲がよかったリスナーさんが急に来なくなってしまったことがありました。そのショックが大きくて、配信をしていない間もそのことばかり考えてしまったり、悩むことが増えました。
同じ事務所に所属する先輩ライバーにそのことを相談してみたところ、「そういうことはよくあるよ」と共感してくれたことで、仕方のないことだったんだと受け入れることができました。離れてしまったリスナーさんに対しても、今まで応援してくれたことに感謝して、次のステップに繋げようと意識が変わりました。
その後もランクが上がっていく中で、リスナーさんが離れてしまうことはありましたが、次に向かって進んでいこうと前向きに切り替えられるようになりました。今は、ああいった経験を最初のうちにできてよかったなと思えています。また、当時離れてしまったリスナーさんが半年後に戻ってきてくれたこともありました。続けていく中で戻ってきてくれることもあるので、そのリスナーさんがいつ戻ってきても、また楽しんでもらえるように配信を頑張っていくことが大切だと思っています。
配信枠を作っていく上で必要なのは、具体的かつ細かい目標を立てて、リスナーに伝えること!(遊汰様)
遊汰様:私は元々アシスタントをしていて、人との繋がりが多かった分、ライバーを始めたばかりの頃に悩むことってあまりありませんでした。ただ、自分の配信枠に来てくれるのはライバーさんが中心で、私だけを応援してくれるリスナーさんが少ない状態だったんです。そこで、もっと自分が頑張りたいと思ったときに応援してくれるリスナーさんがほしいと思って、新規開拓をしようと考えました。ちなみに新規のリスナーさんを増やしたいと思ったのは最近で、現在進行形で悩みながら配信枠を基礎から立て直しているところです。
リスナーさんを増やしていくために意識しているのは、目標を細かくかつ具体的に設定して、きちんと言葉にしてリスナーさんに伝えることです。まず1ヶ月の目標を決め、そこから逆算して「今回の配信で達成すべき目標」を考えます。「この配信でフォロワーを8人増やそう」とか「新規のリスナーさんに◯分いてもらおう」などの目標を決めたら、配信の最初にリスナーさんに伝えます。そうすることで、リスナーさんたちも自分と同じ気持ちで一緒に目標を目指してくれます。
最近ではリスナーさんから「目標はこうした方がいいんじゃない?」などフィードバックをしてくれることもあり、一緒に相談しながら配信枠の方向性を作ることができています。
「ライバーを始めたばかりですが、Pocochaやライブ配信ってどうなっていくのか見えなくて、本格的に職業に出来るのか不安です。先輩ライバーのみなさんが見据える今後のPocochaについて教えて下さい!」
「ライバー」という職業が当たり前になる世界は必ずくる!そのためにも配信外でも積極的にライブ配信の魅力を発信(COVA)
COVA:僕は、当たり前にライバーという職業が世間に認知されている世界になると思っているし、その世界を目指して自分も配信をしています。
ちなみに最近、そんな世界がすぐそこまで来ていると実感する出来事がありました。僕は見た目が少し派手なので、職務質問を受けることが時々あるんです。先日も職務質問をされたのですが、職業を聞かれたときに「ライバーをやっています」と言ったら、ライバーを知ってくださっていて、なんならその警察官はPocochaをリスナーとして楽しんでいる方でした。もちろんこれは珍しい例かもしれませんが、僕が目指している世界はこういうことだし、もう近くまできているんだと感じる出来事でした。だから不安にならないでください。僕は、これが当たり前になると思っているし、当たり前にさせるぞと思っています。
その世界が当たり前になるためには、世間でのライブ配信のイメージがよりよくなることも大切だと思っています。そのためにも僕は積極的にライブ配信で生まれたコミュニティの魅力をTwitterで発信するようにしています。最近だと、AEONに広告を出させていただいたのですが、現地で撮った写真をリスナーさんたちと一緒にタグ付けして、Twitterに投稿したり、リスナーさんのツイートをRTで広めたりしていました。それを見た人が「Pocochaを使うと、日常では出会わないような人たちと仲良くなれるんだ」と感じてくれるかもしれない。ライブ配信外でも、そうやってライブ配信のイメージを変えていく一助になったらいいなと思ってSNSの発信をしています。
転職ライバーとして配信を続けることで成功例になりたい!(でぃあちゃん)
でぃあちゃん:私は会社を辞めてからライバーに転身したので、転職ライバーの成功事例だと言われることがよくあります。私はその例として今後も配信を続けていくことで、転職してもライブ配信を続けていくことができるんだ、というイメージを作っていきたいと思っています。
会社を辞めるとき、正直私も不安はありましたし、今もないとは言えません。でも、ライブ配信は今後伸びていくと感じたし、そこで自分の可能性を賭けたいと感じて飛び込みました。そして「ライバーを職業にしたい」と思っているからこそ、そこからの逆算で「じゃあ今はこれをしよう」と新しい目標が生まれています。そうやって配信をしていく中で目標を設定したり、自分が何をしたいのか考え続けていれば、そこから日々の目標に繋がるし、続ける理由になると思っています。
ライバーという職業の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい!(遊汰様)
遊汰様:私は以前、広告が出たときに親に「ライバーをしているとこんなすごいことができるんだね」と言われて、自分の職業が認めてもらえたような感覚がありました。そういう世界にこれからもっとなってほしいと思っています。ライブ配信って、自分が表現したいことや世界観を広げながら、それが職業にあるという素晴らしい場所です。その魅力を広げていきたいし、自分自身の配信で体現していきたいと思っています。
また、私の配信には日々新人ライバーさんがたくさん来てくれます。そこでいろんな想いを聞きながら、自分自身も刺激を受けるし、もっと相談に乗ってあげたいと思うようになりました。来てくれたライバーさんにはまず配信を楽しんでもらって、その後はDMで相談に乗ったりしています。そうすることで「先輩ライバーは怖くないんだ」と感じてくれるライバーさんが増えればいいし、そこから人の輪が広がってほしいなと思っています。そうやってライブ配信業界が盛り上がっていくことが、ライバーの未来に繋がると思っています。
ーー最後に、記事を読んでくれたライバーさんにメッセージをお願いします!
COVA:ただ配信をしているだけでは人を魅了することはできないので、まずは「自分はこうなりたいから配信をしているんだ」という部分をはっきり自覚することが大切だと思っています。デビューライバーさんの配信枠を今までたくさん見てきたのですが、そこがはっきりしていないライバーさんが多いなと感じました。もちろんまだ見つかっていないのであれば、それを見つけるために配信をしてもいい。そういった目標からの逆算に基づいた行動をすることが大事だと思っています。
でぃあちゃん:目標を設定することで、「応援してくれるリスナーさんが増えない」や「思っていたようにランクが上がらない」など、現実の自分とのギャップを感じてしまうことがあるかもしれません。でも、そこに囚われすぎず、まずは自分がリスナーさんとちゃんと向き合えているか見つめ直すことが大切だと思っています。リスナーさんあってのライバーです。職業としてのプロ意識を持てているか、悩んだときこそ改めて見直してみるといいですね。
遊汰様:まずはライブ配信を楽しんでもらいたいです。そして、孤独を感じることもあるかもしれないけど、周りには必ず同じような経験をしてきたライバーさんがいるということを知っておいてほしいですね。ライブ配信を職業にしたいと本気で思っているのであれば、自分のできることを全力でやってほしいし、そこで悩んだらぜひ先輩ライバーを頼ってみてください。相談に乗るので、いつでも配信枠に遊びにきてくださいね。
ハッシュタグで先輩に相談しよう!!『#先輩ライバーに相談』
記事を読んでみて、「先輩ライバーに相談したい!」と感じる方に向けて、SNSのハッシュタグで先輩ライバーに相談できるハッシュタグ企画を実施します!
先輩ライバーに質問したいことを投稿してみてください!
COVA:どんなお悩みがあっても、必ず答えます! ぜひ気軽に投稿してみてくださいね。
今回、回答頂いた先輩ライバーのみなさんはこちら✨