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「ライブ配信業界全体を大きくしたい」TOPライバーが見ているビジョン

Pocochaの文化やマナーを言葉にした「コミュニティハンドブック」。2021年3月にVer.0.1をリリースしています。

Ver.1.0では、Ver.0.1に記載してある素敵な行動に加え、高ランクのライバーさんやベテランリスナーさんが行っている「Pocochaをより良い場所にするための発展的な行動」も掲載したいと考えています。そのために、いつもPocochaにご協力いただいているライバー・リスナーのみなさんにお集まりいただきディスカッションを行いました。

今回はライバー編です。Pocochaの中でもTOPライバーとしてご活躍いただいているみなさんは、どのような意識を持ち、どのような振る舞いを心がけているのでしょうか?あさみぃさん、上田りささん、さあやんさんにお話を伺いました。

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あさみぃ
「仲間ができる」「居場所ができる」アットホームなまったり雑談配信を毎日お届け中!

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上田りさ
2019年11月配信スタート。元看護師。コメント読みのセンスを売りに、面白くて魅力的なリスナーと一緒に雑談配信枠を盛り上げます。現在はライバー事務所のサポート等、ライバー育成にも注力中。

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さあやん
Pococha歴1年半。アパレル会社員を経て専業ライバーに。「お茶の間でも見れるエンターテインメントライバー」を目指して配信中。歌や雑談、お笑いなど、ジャンルに囚われない配信が特徴です。

「ライブ配信業界全体を大きくしたい」という思い

――本日はコミュニティハンドブックに掲載予定の発展的な行動についてディスカッションいただければと思います。よろしくお願いします。まず、「Pocochaをより良くしよう」「TOPライバーとしてこうあるべき」と思って、他のライバーさんに向けて行っている行動はありますか?

上田りさ:これからPocochaやライブ配信業界全体をつくってくれるライバーさんの力になりたいと思い、配信の中でライバー向け講習をしたり、ライバー事務所へのコンサルティングや所属ライバーのマネジメントをしたりしています。私が目指しているのはライブ配信業界全体を大きくすることなんです。ライバーという職業やライブ配信業界自体がこれから成長していくと思うので、みんなで一緒に盛り上げていくことが大切だと思っています。

あさみぃ:上田さんの言うとおり、私もライブ配信業界全体を大きくしていかなければという気持ちがあります。そのためにはもっとTOPライバーを育て、なおかつ主婦や学生も気軽に始めて続けられるようになっていくべきだと思い、新人ライバーさんに配信のノウハウを教えています。競合アプリが増える中、コミュニケーションを大切にしているPocochaがライブ配信のスタンダードになってほしいという思いもありますね。

さあやん:私の場合、もともと自分のキャラクター的に配信枠にあそびに来てくれるライバーさんも多かったんです。その方々に対して自分がどう貢献できるかを考え、Pocochaの基礎知識やライバーとしてのマインド共有など、自分にできる限りの話をさせていただいてきました。ライブ配信業界全体はまだまだ小さく、これからもっと大きくなる可能性があると思います。また、気軽に始められるからこそ、みんなが発信する立場であることを理解してやることが大切だと思っています。。

――みなさんどんな思いから、ライブ配信業界全体を大きくしたいという考えるようになったのですか?

上田りさ:YouTuberみたいに「職業:ライバー」を確立したいという思いがあります。ライブ配信業界全体はまだ成長過程でブルーオーシャンです。ライブ配信業界全体が大きくなることによってライバルが増えるかもしれませんが、今はまだ、世間の皆さんにライブ配信の良さを知っていただくために、先輩ライバーである私たちがみんなで協力することが大事だと思っています。

あさみぃ:私は、自分が先頭に立ってライバーという職業のイメージをより良くしていきたいと思っています。いざ始めてみるとライバーはすごく楽しいし、事前に特別な資格がなくても始められ、それで生活することもできる、すごく魅力的な職業です。また、YouTuber同士がコミュニティを形成しているようにライバー同士がつながり合い、仲間ができています。まだまだ世間からのライバーという職業への認知は低いですが、YouTuberも最初はそうだったと思うんです。実際は、ライバーってもっと多くの人が憧れるような夢のある職業だと思っているので、ライブ配信業界を拡大させてライバーの良いところを広めていきたいと思っています。

さあやん:お二人と似ている部分もありますが、根底にあるのはライブ配信業界の拡大やライブ配信のユーザーが増えることがライバーとしての自分の将来にもつながっていくという考えです。会社員をやめ、自分なりの覚悟があって専業ライバーになりましたが、いまは良い意味で自分の将来がわからない状態です。先を見据えて、1年後、2年後も続けていけるライバーさんを増やし、一緒に盛り上げていきたいという気持ちが大きいですね。自分がTOPライバーとして牽引していきたいと思っています。

何事も先手。最新情報は、まず自分が最初に理解

――ライブ配信という業界全体を見据えて活動されているんですね。そんな視座の高いTOPライバーとして行っている行動をお聞かせください。みなさんはいつもPocochaの最新情報をキャッチアップして発信されていますが、それはなぜでしょうか?

さあやん:何事も先手を打ったほうがいいんじゃないかという考えがあります。先陣を切っていくような立ち位置になれたらいいなという思いで、最新情報が出たら早めに取り入れるようにしていますね。情報をなるべく早くキャッチして自分らしく置き換えて発信していくことで、「この配信枠で知りました」という人が出てきてくれたり、「この配信枠に来れば最新情報が分かる」という立ち位置になれたりもします。

あさみぃ:さあやんさんと同じく、なるべく自分が一番先に理解して、リスナーさんに説明できるくらいにしようと思っています。Pocochaは単に機能をリリースしましたと言うだけでなく、どういう思いでリリースするのかまでnoteで公開しているので、そこまで読んだ上で取り込むようにしています。そもそもライバーは、アプリのルールやマナーなど基本的なことをきちんと身につけた上で、そこからどう飾っていくか。基礎知識がしっかりした上でオリジナリティを出せているライバーさんが活躍していくと思っています。

上田りさ:TOPライバーで、リスナーさんに最新情報を教えてもらう人は少ないと思うんです。まずは自分が使っているプラットフォームのルールや機能を自分で理解していることが、プロのライバーとしての責任だと思っています。Pocochaにはいろいろな噂がありますが、耳にしたときに、「それは運営が出している情報じゃないから違うよ」とか、「実際はこうだよ」というのを私が先頭に立って言えるようになると、自分自身の信頼が得られると思っています。

マナー違反にはPococha全体のことを考えて対応

――まずは自分自身が最新情報を理解して発信しようという意識を持っていらっしゃるんですね。みなさんが情報を発信するのはPococha全体を良くしようと思うからでもあるかと思います。他にも「自分がランクアップするため」という目的以上に「Pocochaをより良くしよう」「TOPライバーとしてこうあるべき」と思って行っている配信枠内での行動はありますか?

あさみぃ:暴言やセクハラのようなマナーの悪いコメントをする人には、ただコメントを禁止するだけだと他の配信枠で同じことをしたりするので、なるべく通報するようにしています。Pocochaのルールは自分も守るし、リスナーさんにも守ってもらうようにしています。複数アカウントをつくってエールをあげようとする方がいたりしますが、正しいルール、マナーの範囲内で楽しんでもらえるように普段から伝えていますし、自分の配信枠では、Pocochaのルールに沿わない行為は禁止しています。

さあやん:マナーやルールに関しては常々お話ししていますし、特に推しマークがついているリスナーさんには、「私の看板を背負って歩いてるようなものだよ!」など、リスナーさんが受け止めやすいようにあえて冗談っぽく伝えています。あとは、「このルールを守ってくれたら、他の配信枠でもイケメンと認定されてライバーさんに信頼してもらえるかもしれないよ!」みたいな感じで、楽しんで学んでいただけるように工夫しています。

上田りさ:ルールやマナーを守らない方には、「うちの配信枠だけじゃなくてPocochaの他のライバーさんにとっても困ることだからしないでね」と伝えています。また、ぽこボックスだけ取りに来る方に対しては、「うちの枠でも他の枠でも、できればボックス取るだけじゃなくてお話ししてほしいし、可能であれば配信を盛り上げてね。みなさんの使ってくれるアイテムがライバーの応援になっていて、それでライバーという職業が成り立っているんだよ。応援してもいいかなと思ったら、うちじゃなくてもいいからコアファンをとったりしてね」と話しています。


――そうした声かけに対して、リスナーさんの反応はどうですか?

上田りさ:ぽこボックスだけ取りたい方は反応がないことが多いですが、伝えたことを理解してコアファンにまでなってくださる方もいます。もしわかってもらえないとしても、自分はPococha全体を支えて、ライブ配信自体を盛り上げていきたいと思っているので、そうした声かけは続けていきたいと考えています。

「この人がルール守ってるなら守らなきゃ」と思ってもらう

――マナーやルールについて配信中にお話しされているとのことですが、他のライバーさんやリスナーさんにコミュニティハンドブックを知ってもらったり、良い行動をしたりするようにライバーとしてされている行動はありますか?

さあやん:思いを伝える上で大切なのは、反復して伝えることだと思っています。なので良い行動を伝えるときは繰り返し伝えるようにしていますね。また、口頭で伝わる人もいれば、文章やイメージ画像などじっくり見ることで伝わる人もいます。だから配信ではいろいろなツールを使って伝えるようにしています。

上田りさ:リスナーさんにコミュニティハンドブックやルールを知ってもらうために、いろいろな方法で何回もお伝えしています。お知らせが書かれている場所がわからない人もいるので、画面を見せながら説明したり。コミュニティハンドブックのアンケート は、コメントが採用されたら500コインもらえるので、スクリーンショットを見せながらこういうことをやってるよと知らせて巻き込んでいます。

あさみぃ:Pocochaからルール変更が発表されたら、Twitterで引用リツイートして自分の言葉で発信するようにしています。ライバーやリスナーのフォロワーさんが多いので、自分が先頭を切って守っていることによって、他の方にも「守ってみうかな」と思ってもらうきっかけをつくっていきたいです。。本気でライバーとして活動している私たちがルールをきちんと守る姿勢を見せることで、Pococha全体の安全性や居心地の良さにつながれば良いなと思っています。。

――本日はありがとうございました。最後に、TOPライバー同士で意見交換をした感想を教えてください。

上田りさ:お二人とも、TOPライバーとして自分の配信枠だけじゃなくPococha全体、ライバー全体の地位向上のために日々行動されているのがわかりました。あさみぃさんの「TOPライバーが先頭を切って守っていき、その姿勢を見せる」という話には感銘を受けました。Pocochaを盛り上げる同志であるライバーさんたちが発信してくれることもありがたいなと思いましたし、自分も意識していきたいなと思いました。

さあやん:上昇志向があるライバーさんとマインド共有ができるというのは、すごく刺激になりました。お二人のスタイルを聞けて、私自身もやってみようかなと思うきっかけにもなりました。それぞれ違うタイプではありますが、お互いに取り入れられる部分は学び合いながら次のステップに全員が進めたらいいですね。これからもPocochaを一緒に盛り上げていけたらと思いました。

あさみぃ:お二人はリスナーさんの信頼を得るとか、楽しませるという点に関して、ここまで考えてるから実力があるんだろうなと実感しました。私もいま、職業としてのライバー認知の一層の拡大を目指したいという目標を掲げていますが、上田さんが言っていたとおり、一緒にやっていくのが大事だなと思っています。こうやって考えているライバーさんがいらっしゃるんだなと思うと、私も一緒にがんばっていきたいなと心強い気持ちになれてうれしかったです。

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お話を伺ってみて、3人ともご自身の配信枠内のことだけでなく、Pococha全体やライブ配信業界全体のことまで考えて日ごろから発言・行動されているのが印象的でした。3人の意見が一致したのは偶然ではなく、そこまで考えているからこそTOPライバーとして輝けているのではないかと思います。

また、Pocochaをより良くしていくためのアイデアは参考になることばかりでした。マナー違反のユーザーさんへの声かけに迷ったときなど、ぜひ参考にしてみてください。

3人のディスカッションの内容も反映したコミュニティハンドブック Ver.1.0は6月下旬公開予定です!どうぞお楽しみに。