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ほかのライバーを推しているのを知ってショック… 応援してもらうために大切なこととは|ほしの×CECIL LIVER×LIVER

Pocochaには、個性豊かでさまざまな経歴をもったライバーがたくさん活躍しています。連載「LIVER ×LIVER」では、そんなPocochaライバーの「個性」と「共通点」を探っていきます。

今回お話をうかがったのは、4月17日に実施した「ポコセミナー女性ルーキーライバー編」で登壇いただいたほしのさんとCECILさん。

いつも笑顔で元気いっぱいに配信を楽しんでいるおふたりですが、実は自信がなくなってしまうこともあるのだとか。そんなとき、どのように配信に向き合っているのでしょうか?また、ライバーと交流できるPOCO BASEの魅力もお話ししてもらいました。

自信が持てず、人と比べて落ち込むことも

―まずはライブ配信をはじめたきっかけを教えてください。

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ほしの:インターネットを使ったお仕事がしたくて、YouTubeやInstagramなどを使って活動していました。そんなときに、いま所属している事務所からお誘いのDMをもらったことがきっかけです。それまで、ライブ配信のことは全く知りませんでした。

CECIL:私は本業をしながらライブ配信をしているんですが、もともといろんな副業をしていました。ほしのさんと同じく、事務所からお誘いのDMをもらってライブ配信を知ったんです。知らなかったので、最初は「ちょっと怪しいな~」と思ったくらい(笑)

―おふたりとも全く知らないところからスタートしたのですね。現在、とても楽しんで配信をされている印象ですが、ライブ配信で大変だと感じることはありましたか?

ほしの:リスナーさんに「配信を見ていると元気がもらえる」と言っていただいてから、“元気よく配信をする”をモットーにしているんですが、自分が理想とする配信ができないときは辛いですね。リスナーさんの数が目に見えて少ないときに「配信に来てもらえてないってことは、楽しい配信ができていないんじゃないか」って解釈をして、自信がなくなってしまって…。
そんなとき、心の中では自分に対してのいら立ちみたいなものを感じながら配信をしているので、それが配信中に表情に出てしまい、元気がなくなってしまうんです。以前リスナーさんに、私が不安な表情をしていたのか、泣いていないのに「泣かないで」って言われてしまって、その瞬間どっと涙があふれたこともありました…。

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CECIL:私はイベントに出るたびに、自分を応援してくれる人が少ないと感じてしまうときがありました。Pocochaって本当に魅力的なライバーさんが多いので、「リスナーさんには自分よりも優先度が高いライバーさんがいるんだな」って考えてしまって、少し悲しくなったりとか。あとは、自分の配信枠に来ているリスナーさんがほかの人にアイテムを使っているところを見てしまったときも、落ち込みますね。

ほしの:私も。自分のファミリーの人がほかのライバーさんにアイテムを使っているのを見ると、「うちのファミリーじゃないの?」って思っちゃうことがあります(笑)

CECIL:そうそう、「単推しじゃないの?」みたいなね(笑)。もちろん、リスナーさんは、自分だけのものではないんですけど。

―そんな風に、気分が落ち込んでしまったときはどうしていますか?

CECIL:なるべくそのことを考えないようにして、ほかのことに集中するようにしています。例えば、自分が今やるべきほかのことを意識してやってみて、気持ちを切り替えるようにしていますね。

ほしの:私は一歩引いて、自分を客観的に見るようにしています。「自分はライバーを演じているんだ」っていうマインドに持っていくと、自分をコンロトールしやすくなるんです。CECILさんと似ているんですが、「今日はうまくいかなくても、また明日がんばろう!」って、1日で気持ちの切り替えをするように意識しています。

元気な配信でリスナーさんが喜んでくれた

―なるべく早く気持ちを切り替えることが大切なんですね。

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CECIL:ほかの人と比べてもきりがないし、自分にとってはマイナスになってしまうので。それよりも、周りに魅力的なライバーさんが多いなら「自分も魅力的なライバーにならないといけない」っていう結論に至りました。そこから、ほかのライバーさんがやっていないことをやろうと思って、オリジナルのアイテムリアクションとかを考えて、「この人おもしろいな」って思ってもらえるように工夫しています。

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ほしの:そうですね。気持ちを切り替えて元気な姿を配信で見せたら、リスナーさんたちが「よかったね」と言ってくれて、みんな嬉しそうにしてくれたんです。そのときに、リスナーさんは「自分が元気だと喜んでくれるんだな」って気づきました。

―気づきを得て、リスナーさんへの意識も変わりましたか?

CECIL:自分の配信枠に来てくれたリスナーさん一人ひとりをお客さんだと思って、さらに丁寧に接するようになりました。「うれしい」って思ってもらえるように、「配信枠に来てくれて本当にありがとう」と伝えたり、エールに対してもめちゃめちゃ感謝したり。
特に初めて来てくれたリスナーさんは、話の内容やタイミングによって、もしかしたら二度と来ないかもしれないですよね。だから、たくさん話しかけて「このライバーとはちゃんと話ができるんだ」って感じてもらえるようにします。

ほしの:私も、初見さんは最優先に意識して、「今はこういうことをしている時間だよ」というように状況を伝えて、できるだけすぐに馴染んでもらえるように心がけています。

“楽しい”を提供することで応援してもらえる

―いま、ライブ配信をするうえで大切にしている考え方はありますか?

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ほしの:まずは、ライブ配信を“遊び”ではなく“仕事”であるという意識を持つこと。そしてリスナーさんに応援していただくからには、こちらから何かを“先に提供する”ことが大切だと思います。
私の場合だと、元気や笑顔で配信して、「もし配信を楽しんでいただけたらコアファンになって、まずは1kを目指してほしいです」って、明確に“応援してほしい”という気持ちを伝えています。そうすれば、「楽しんだ」と感じてくれたリスナーさんは少なくとも1kは目指してくれるので。自分が先に楽しい配信をギブをしたうえで、自分が応援してほしいことや、目指している目標を明言するようにしています。

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CECIL:私はまだA帯にいるんですけど、「自分はS帯のライバーなんだ」っていう意識で配信しています。「S帯だったらこういう話し方やリアクションをするんだろうな」っていうのをイメージしながらやることでモチベーションも上がりますし、イベントにどれくらい出ればいいか、1日何時間配信するかという目標も自ずと決まってくるので。そうやって大きい目標に対して小さい目標を少しずつ達成していけば、自分がイメージしているライバー像にたどり着くんじゃないかなって思います。

ライバー仲間の存在もモチベーションに

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―おふたりはほかのライバーさんから、悩みを相談されることも多いそうですね。そんなおふたりが、POCO BASEで得られたメリットはありますか?

CECIL:ライバーは、同じ状況に置かれている人の方が相談しやすいと思うんですよね。私はPOCO BASEに何回か出させていただいているんですけど、その中で横のつながりができるし、同じ悩みを持ったライバーさんの「私はこうしているよ」っていう生の声を聞けるのがモチベーションになっています。「悩んでいるのは私だけじゃないんだ、じゃあ私もやってみよう」って。いい意味でのライバルとも思っています。

ほしの:POCO BASEでほかのライバーさんと交流をするメリットは、いろんな人の考えが聞けることです。自分にはない考えがいっぱい聞けるので、とても勉強になるし、ほかのライバーさんから聞いたことを実行して、配信がうまくいったこともあります。
CECILさんがおっしゃっていたように「ほかの人も同じことで悩んでいるんだ」って確認できるだけで、気持ちがすごく楽になりますね。モチベーションも上がるんじゃないかなって思います。

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自分の思うような配信ができなかったり、ほかのライバーと比べて落ち込んでしまったりという経験がある、ほしのさんとCECILさん。おふたりがたどり着いた答えは、まずは⽬の前のリスナーに感謝の気持ちを伝え、楽しんでもらえるパフォーマンスをすること。それが結果的に、リスナーさんに長く応援してもらえる配信枠を築く秘訣となっているのでしょう。また、ほかのライバーとの交流も、自分らしい配信をするヒントになっているようです。

POCO BASEは、今後もさまざまなテーマで定期的に開催する予定です。ライバー同士の横のつながりができることで、悩みを共有しあえるはず。興味があるテーマがあれば、ぜひ参加してみてください。

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