「ぽこボックスがなくなるって本当ですか?」#プロデューサーQA ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.7
#プロデューサーQAとは、ユーザーのみなさんからいただいた疑問、お悩みやご意見に対して、プロデューサーの水田が回答する企画です。
今回は2021年6月20日に開催された、「ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.7」でいただいたご質問と回答をまとめてお伝えいたします!
水田:ぽこボックスは「全員が無料で報酬を獲得できる」という点で良い仕組みではあると思うので、そのモチーフ自体は残していく予定です。ただし現在の、コミュニケーションを妨げる「ボックスコメント」が発生してしまったり、botによるハック行為をまねいてしまったりするような仕組みは変更しようと考えています。
その代わりに、他の人の役に立つことやコミュニティに貢献する人が、コインを貰えるような仕組みを検討しています。変更時期は未定です。
また、いただいた質問の後半にもあるように、現在ユーザーのみなさんからぽこボックス自体に加え、「BOX枠」の存在についての様々なご意見を頂いております。具体的には以下の2つ状況が発生しています。
①リスナーとコミュニケーションをとっていない、もしくは取ろうとしない、BOX枠の発生
②BOX枠と書かれた配信枠に人が集中することで、BOX枠とは表記せず、きちんとコミュニケーションをとっているライバーの配信枠の過疎に繋がってしまう
これらの状況はおっしゃる通り、課題だと考えているので、ぽこボックスの仕組み変更によって改善できるように検討を進めます。
水田:6月16日にアイテム一覧にタブを追加し、コイン数に合わせてアイテムを選べるようになりました。
さらに今後、アイテムが使いやすくなるよう操作画面を改善予定です。今回は現在検討している2つの改善案をお伝えします。
案①タグ検索
今後は、様々な種類のタグの追加を検討しています。具体的には、配信枠ごとに人気のアイテムを選べたり、アイテムランキングで上位のものを選べたりするようなタグなどです。さらに今後は、様々なアイテム検索の仕組みを用意したり、複数タグでアイテムを絞り込めたりするようなものを作っていきたいと考えています。
案②シリーズ検索
アイテムをシリーズで分類し、シリーズごとに表示する機能を検討しています。
どちらもアップデート時期は年末から年明けを想定しています。鋭意開発中ですので、今しばらくお待ちください。
水田:現在注力して取り組んでいる負荷対策についてご説明させていただきます。
前回負荷対策について回答させていただいた時期は、配信遅延時間の改善などの個別課題の改善を行っていました。現在は端末負荷全体を改善できるような取り組みに注力しています。
その中で直近は、負荷を全体的に改善するために発熱の改善に集中的に取り組んでいます。
発熱は、配信遅延やカクツキ、アプリの強制終了などを引き起こす要因の一つです。
端末の発熱は人間に例えると「知恵熱」のようなものです。端末に負荷がかかると、端末が熱を帯びていきます。その結果、端末が一定以上熱を帯びた段階で、端末自体の全体的な処理能力が低下してしまいます。
つまり、この発熱自体を抑えることで、全体的な処理能力を上げることができます。
水田:2021年1月から5月まではランクメーターの高さは一定の水準で推移しています。
こちらが実際のメーターの推移です。グラフの縦軸は、2021年1月の値を100とした時の値を示しているため、現在は概ね上下10%程度の変動で収まっています。
また、メーターについては、上位ランクのボーダーよりも下位ランクのボーダーが高くなるという、いわゆる逆転現象や、同ランク帯での締め時間帯ごとのボーダー差が発生していることについてもお問い合わせいただきました。
これらについては、差が大きくなりすぎないよう週次で調整を入れています。
ただし、メーターの値は配信枠同士の競争によって決まる値なので、現在はこれらの現象が絶対に発生しないように運営が強くメーターをコントロールすることは検討しておりません。配信枠同士の自然な競争によってメーターが決まっている以上、逆転現象が起こらないように高ランクのメーターの引き上げや低ランクのメーターの引き下げを毎回行う予定はありません。ただし、差が大きくなりすぎたり逆転現象が長期化しないように、週次で調整を入れています。フェアな競争が行われ、気持ちよく配信や応援ができるサービスを目指しています。
水田:現在、迷惑行為・不正行為によって、健全に活動しているライバーさんが不利益を被るような状況が見られます。具体的には以下の2つの行為です。
①イベント参加者を操作する目的で、他ライバーに離脱前提でイベント参加を依頼し、不正にプライズを入手する行為}
②イベント入賞やランク維持を目的に、ライバー同士で過剰な相互アイテム応援をする行為
これらの行為が放置され続けると、健全に活動しているユーザーの皆様に不利益が及びます。Pococha運営はみなさんが安心して楽しめるサービス作りのため、これらの行為への対策を検討しています。
具体的に、2つの迷惑行為・不正行為への対策についてご説明します。
①イベント参加者を操作する目的で、他ライバーに離脱前提でイベント参加を依頼し、不正にプライズを入手する行為について
これは例えば、あるライバーのAさんが、他の強豪ライバーのBさんに自分と同じイベントに出てもらい、Bさんがいるなら勝てないと他のライバーさんたちがイベントを離脱したところで、Bさん自身も離脱することにより、最後にAさんだけが残って、プライズを不正に入手する行為です。
これによって、実際にはイベントにおける競争相手と認識されていたライバーがいなくなるので、残っていたライバーの競争倍率が低くなります。こういった行為は今後不正行為として対処していきたいと考えています。
②イベント入賞やランク維持を目的に、ライバー同士で過剰な相互アイテム応援をする行為への対策
原則として、Pocochaはどなたでもライバー・リスナーとしてどちらの活動も楽しんでいただけるようなサービスにしたいと考えています。
リスナーとして好きなライバーさんを応援しながら、自分もライバーとして時々配信するなど、自由にライバー・リスナーとしての活動を楽しんでいただきたいと思っています。
なので、そういった広い意味でのライバーさん同士の自然な応援行動はぜひ行っていただきたいです。
ただし、相互の見返りを前提とした過剰なアイテム応援は、NGだと考えています。ただこの問題について難しいのは、どのぐらいの応援が過剰で、どのぐらいが健全なのかという線引きです。
この点は運営としても、人やランクによって感覚が異なるため明確に基準を示すのは非常に難しいと考えていますが、単一の不正基準を示すことに限らず、このような行為がなくなるような対策を検討しています。
そこでまずは、Pococha全体のこれらの不正行為に対する意識形成に向けた取り組みを検討しています。
※上記2つの行為について、今すぐに現在や過去の行為を不正行為として対応することはありません。ただし、今後正式に不正行為として取り扱うことが決定した場合、処罰の対象となる可能性がございますのでご注意ください。
水田:イベント参加者とそれ以外のライバーでメーターを分ける予定はありません。なぜなら、イベントに参加している人だけでボーダーを設定すると、過度にボーダーが高くなってしまうことが想定されるからです。
そうなると、イベントに入賞しているのにもかかわらず、メーターが下がるようなライバーさんが出てきてしまいます。そのため、実施は検討しておりません。
水田:今後開催する可能性はありますが、開催予定の目処は立っておりません。ただし実施する際は、昨年実施したチャンピオンシップイベントについてユーザーのみなさんから頂いたご意見をもとに、入賞ロジックなども含めて新しく作り直して開催する予定です。
水田:運営としては、Sランクライバーのみを優遇するようなことはしません。ランクや課金額にかかわらず、ライブ配信に熱意を持ち、コミュニケーションを楽しむすべてのユーザーのみなさんと、これからのPocochaを作っていきたいと考えています。
例えばイベントは、Sランクのイベントだけを充実させてきたわけではありません。3年前のPocochaでは、Bランクまでしかイベントに参加することができませんでした。それを、2年前にはCランク、1年前にはD3ランクとイベントに参加できるランク帯を拡大してきました。
Pocochaチームの運営ビジョンでも「Live for everyone」という言葉を掲げ、誰もがライブ配信を楽しめる環境づくりを最も重要な使命の1つとしています。
その考え方は今後も変わらないため、引き続きどのランク帯でも配信や視聴が楽しめるようなサービスを目指していきます。
水田:現在アイテム応援の総量だけが結果に直結しない新しいイベントスタイルを模索しております。実際に「ファミリーカップ」という形で実現予定です。このイベントでは、継続的なコアファンが多いほど、ポイント倍率が上がる仕組みを実装する予定です。
ファミリーカップの詳細についてはこちらに記載しておりますので、ご確認ください。
また、現在継続的に開催しているぽこチャレのアップデートも検討しています。
水田:6皿目のネタは「タイ」です。まさかそこが注目されるとは考えていなかったので、驚いています。ちなみに、全体のネタの順番は、いくら、サーモン、たこ、マグロ、卵、タイ、えびになっています。
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以上、「ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.7」でいただいたご質問から抜粋してお届けしました。
ぽこフォーラムは今後も定期的に開催予定ですので、ぜひご参加ください!