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「目標を伝えても、誰もついてきてくれない...」 S帯ライバーが教える「応援したい」と思ってもらえる目標の考え方や伝え方! だいこんまる×しの丸

目標を立てて配信を続けていても、なかなかうまくいかないライバーさんもいるかもしれません。

「ランクアップ目指してるけど、なかなか応援してもらえない」
「このままライバー続けてて大丈夫なのかな……」

今回はそんなお悩みを抱えているライバーさんに向けて、トップライバーのだいこんまるさんとしのまるさんをお呼びし、ランクアップを目指す上で大事なポイントやライブ配信業界の未来について語っていただきました!

先日開催されたハッシュタグ企画「#私のPocochaの目標」について、お二人が目標に込めた想いも伺ったので、目標について悩んでいるライバーさんがいたらぜひ参考にしてみてくださいね!

■ハッシュタグ企画のご紹介!
今回はハッシュタグ企画として、記事末尾に「#私のPocochaの目標」を投稿出来るボタンを用意しています!記事を読んで「目標の伝え方」を学んだら、ぜひハッシュタグ企画にご参加ください!

■しの丸さんのライブ配信を始めた理由
僕は元々お笑い芸人でした。しかしコロナによって仕事がなくなってしまい、客席にも人が入れられない状況になり、なんのために芸人をしているのかも分からなくなってしまいました。それでも喋りを活かした仕事はしたかったし、人を笑顔にすることも好きだったので、そこを軸に別の仕事を探そうと考えていたとき、ライブ配信を勧めてもらったことをきっかけにライバーになりました。

■だいこんまるさんのライブ配信を始めた理由
ライバーを始める前は舞台役者をしていました。役者をやめたあとは、自分を表現したい気持ちからイラストを描いていました。その中で「もっと自分を表現できる方法はないだろうか」と考えていた矢先、心の病気になってしまったんです。それにより、表現するよりもまず、自分の声を聞いてほしい、存在を知ってほしい、誰かに承認してもらいたい、という気持ちが強くなりました。そんな折にPocochaを知り、ここでなら私もできるかもしれない、と感じ配信を始めました。

先輩ライバーも経験したランクアップの壁とは?

ーーそもそもお二人は、これまでにランクアップで壁にぶつかったことはありましたか?

だいこんまる:私は、ちょうど1年ほど前に、数字に振り回されてしまっていた時期がありました。初見リスナーさんが来てくれなかったり、たくさん応援してくれていたリスナーさんが離れてしまったり、目標にしていたメーターにほんの少しの差で届かなかったりしたときに、落ち込んだり自分を責めたりしてしまっていたんです。

そこで私が意識したのが、自分目線で考えるのではなく、リスナーさんの立場に立って考えてみるということです。リスナーさんには他にも選択肢があって、必ずしも私の配信に来ることを選ぶわけではありません。それって、当たり前のことで、仕方がないことです。けれども、誰かがいなくなるような場面でもそれでもなおわたしを選び続けてくれる人がいる。 それは自分の理想を共に見てくれる、より絆の強い仲間が残ってくれていたと言えます。

進化し続ける日々の配信の中で、何かを無くしたら上回る努力をし、その時のベストな枠作りをし続けていく課程なんだ。
そう思うようになったら、気に病まなくなりました。

しの丸:僕が一番悩んだのは、配信を始めたばかりの頃、「面白い」という感想はもらえていたものの、ランクアップに繋がるような積極的な応援をしてもらえなかったことです。

もともと自分は芸人としてパフォーマンスを仕事にしていたのに、僕の喋りには応援してもらえる価値がなかったのか、とプライドがズタボロになってしまうこともありました。しかし、自分には家族がいて、支えていくためにも、「職業」としてライバーをやっていくんだ!という強い気持ちがあり、一念発起しました。そこで、今必要なのは応援してもらえるような「姿勢」や「配信の環境づくり」だと考えるようになり、工夫をするようにしていきました。

他の配信とは一風変わった企画をたくさんしたり、言葉にして目標を伝えていくことで、次第に周りが「あいつ、あんなに頑張ってるんだから助けてやろうぜ」と思ってくれて、みんなで目標を達成するために動くような流れが生まれ始めたんです。

しの丸×だいこんまるが考える「目標が大切な理由」

ーー今のしの丸さんのお話にもありましたが、やっぱりランクアップをしていく上で「目標」って欠かせないものなんですね。Sランク帯でご活躍するお二人は、目標をどのようなものとして捉えていますか?

しの丸:目標を明確にすることで、リスナーさんは「しの丸はここに向かって配信してるんだな」と知ることができるし、僕自身も「ただ喋っているだけではなく、目標に向かって頑張ろう」とマインドを切り替えることができると思っています。

これを知ることができたのは、とあるリスナーさんのおかげです。配信を始めたばかりの頃、とあるリスナーさんから「コアファン20人いくまでやっててよ」みたいなことを言われて、それに「厳しい〜」なんて返しながらもクリアしていったのですが、そうやって目標を達成するたびに自分の配信枠がめちゃくちゃ強くなっていったんです。あのリスナーさんがいなかったら今の僕はいないので、すごく感謝しています。

だいこんまる:私は目標を持つことで、リスナーさんにも配信枠に参加することの意義や自分が役に立っているんだという感覚を持ってもらいたいと思っています。その先に自分の結果がついてきたらいいという方針です。

無理のない目標を立てることで、リスナーさんそれぞれにできる応援方法で配信枠を盛り上げてもらえるようにしています。アイテムで盛り上げてくれる人もいれば、タグ付けで応援してくれる人もいる。一つの目標を立てることで、そのためにできることがたくさん生まれて、リスナーさんが輝ける役割が生まれる。それが私の中で目標を立てる意味だと思っています。

また、伝え方の工夫も大切です。例えば、私は「絶対に勝ちたいイベントがある」といった大きな目標の場合は、2ヶ月前から伝えるようにしているんです。それは、過去にそうしたことで、リスナーさんも発信してくれるようになったという経験からです。「来週やるから」といきなり伝えるのではなく、ずっと前から伝え続けることで自分の本気はちゃんと伝わるし、配信枠全体でギアが上がっていく過程も楽しめるようになります。


目標はリスナーさんに納得してもらえるような伝え方が大切!

しの丸:目標を伝える上で、伝える量とか伝え方ってとても重要ですよね。壁にぶつかっているライバーさんによくあるケースが「これを言ったら応援してもらえなくなっちゃうじゃないか」と悩むことです。僕は自分の想いは口に出して伝えないと誰にも伝わらないし、叶わないと思っているので、とにかく口に出して伝えることが大事だと思っています。

だいこんまる:そうなんですよね。1回言ったらちゃんと伝わっていると思っているライバーさんも多くいますが、それは伝わってないと思った方がいい。

しの丸:たとえばだいこん丸さんとか、配信で2時間とかあったら、10回は多いかもしれないけど、それくらい言ってると思うんだよね。

だいこんまる:めっちゃ言ってますよ。自分で手動で定期も出してますよ。

しの丸:僕もリスナーさんにタグをつけてもらって共有してもらったりとかしています。ずっと一秒もかかさずに画面を見ているリスナーさんってほとんどいないと思うので、何か作業をしながら聞いているようなリスナーさんにもちゃんと伝わるようにしたいんです。

だいこんまる:あとは伝え方も大事ですね。リスナーさんにとっては「知ったこっちゃない」と思うところを、どうやったら一緒に頑張りたいと思ってもらえるのか、どう意義を持たせるのか、そこを考えないといけません。応援することで自分も楽しくなる、という方向性にならないといけない。「これしてください、あれしてください」とだけ言っているけど、それよりもまず「その目標をリスナーさんが背負う意味ってあるの?」という部分を考える必要があるんですよね。

しの丸:伝え方はライバーも努力しないといけないところですよね。そこでつまずいているライバーさんは、トップライバーがどうやって目標を伝えているのか勉強しに行ってみるといいと思います。

しのまる&だいこんまるが目標に込めた想いとは?

ーー今回の企画で、お二人がツイートに書かれている目標に込めた想いやその背景について伺いたいです!

しの丸:僕は先輩ライバーとして、日々多くのライバーさんの悩み相談に乗っています。その際に強く思うのは、ちゃんとしたパフォーマンスを配信で続けていれば、応援してくれるリスナーさんは絶対に現れるということです。

それを自分自身が体現するためにも「まだまだ上にいかないといけないんだ」と自分に言い聞かせるような気持ちで今回の目標を書きました。みんなに自分の配信を通して背中を見せることで、「努力を続けたら、いつか目標が叶う時が来るんだ!」とモチベーションになるように頑張りたいです!

だいこんまる:ライバーは本当に素晴らしい職業だと思うのですが、そう感じられる前に、傷ついたり悲しい思いをしてやめてしまうライバーさんも多くいると思います。心の守り方を知らないライバーさんもいるし、リスナーさんも良かれと思って言ったことがライバーさんを傷つけてしまったというケースもあります。大好きだったライバーさんを応援していたつもりが、自分の一言で傷つけて引退までさせることになってしまったら、リスナーさんだってとても悲しいですよね。

そこで、私は心の守り方や傷つけないための知識を積極的に周りにシェアするようにしているんです。例えば最近では、ライバーを傷つけるんじゃなく、支えられるリスナーになるための「ヒーローリスナー」企画を開催することにしました。すでに50人ものリスナーさんが集まってくれていて、同じように考えている人たちがたくさんいたんだなと感じています。一人の素敵なリスナーさんによって、その人が関わるライバーさんを救えるし、一人のライバーさんが救えたら、周りにいるリスナーさんたちを救える。私はそう考えて活動をしています。

ライブ配信は、誰でも輝けて、人生を大きく変える素晴らしい世界への入口!

ーーお二人とも、ライブ配信業界全体を見据えた目標を考えているんですね。今後、ライブ配信はどういう風に変わっていくと思っていますか?

しの丸:僕はライブ配信で人生が大きく変わりました。地獄だった人生が一変して、自分の経験や強みを活かした仕事で、家族と楽しく暮らすことができています。同じように「ライブ配信で人生が変わりました」と言えるようなライバーさんがもっと増えていくのが理想だと思っています。ライブ配信の価値が高まり、業界全体が盛り上がれば、そういうライバーさんは増えていくでしょう。そして、そのためには引っ張っていくような模範となるライバーさんやリスナーさんが必要です。その助けとなるような環境を僕自身も作っていきたいと思っています。

だいこんまる:ライブ配信は、誰でも輝くことができる場所です。誰かに影響を与えていきたいと思ったときに、ライブ配信はその身とスマホ一台があればいつでも始められるものです。この価値は今後さらに広がり、多くの人にとって身近な存在になっていくんじゃないかと思っています。その中でもPocochaは多様性を大事にしていて、ママライバーや兼業ライバーにも寄り添っていく姿勢があります。「Sell Me Goods !」のような、ライバーとリスナーが協力し合う商品PRイベント、リアルとヴァーチャルを繋ぐような施策もやっています。素晴らしい世界への入口がどんどん大きく広がっていくような気がしています。そんな素晴らしい世界にしていくためにも、私自身もいろんなライバーさんやリスナーさんと手を取り合いながら盛り上げていきたいと思っています!

ハッシュタグで目標を伝えよう!!『#私のPocochaの目標』

お二人のお話を通して「目標を伝えること」が改めて大切なのだとわかりました!
そこで、この記事を読んだライバーさんが目標を伝えるきっかけとなるように、「目標」を発信するためのハッシュタグ企画を実施します!

「#私のPocochaの目標」というハッシュタグでご自身のライバーとしての目標をSNSで発信してみませんか?

ーー最後に、今回のハッシュタグ企画に興味を持っている方に、背中を押すような一言をお願いします!

だいこんまる:発した言葉って、責任が伴います。おまけに、文字に残しちゃったらもう守るしかないですよね。「それに向かって頑張らないと格好が悪いし」と自分を追い込むことができます。ぜひこの企画で自分を追い込んでみてください!

しの丸:Twitterで言えないことは、配信だともっと言えないですよね!悩む暇なんてありません!まずは一歩踏み出してみましょう!


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