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「ファミリーの新機能追加について教えてください!」#プロデューサーQA ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.6

#プロデューサーQA とは、ユーザーのみなさんからいただいた疑問、お悩みやご意見に対して、プロデューサーの水田が回答する企画です。
今回は2021年4月25日に開催された、「ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.6」でいただいたご質問と回答をまとめてお伝えいたします!

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水田:2020年度より継続的に負荷対策を実施しており、ぽこフォーラムでは毎回負荷対策の進捗についてお伝えしています。今回も現時点での成果と取り組みをお伝えいたします。

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改善の成果① 配信映像が届くまでのタイムラグの短縮

まずは1点目の成果として、配信映像が届くまでのタイムラグが短くなりました。

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リアルタイムのコミュニケーションを快適にお楽しみいただくため、出来るだけタイムラグを短くできるよう取り組みを行なってきました。今回は、ライバーさんの端末で配信が収録されてから、リスナーさんの端末で動画が観られるまでの時間が10%改善されました。
これによって、映像が重くなりがちだった人が集中する夜間の時間帯等でも、よりリアルタイムのコミュニケーションを楽しんでいただけます。まだまだ改善の余地はあるので、今後もさらに改善を行なっていきます。

改善の成果② 配信の視聴開始までの時間短縮

2点目の成果として、配信の視聴開始までの時間が20%短縮しました。

以前から引き続き改修を行っており、今回もまた短縮することができました。
こういった通信等に関わる技術基盤の改修は、一気に大きく改善させることは難しいので小さな改善の積み重ねがとても重要です。
体感としてわかりづらいかも知れませんが、着実に進歩しています。

改善の成果③ Android版でも映像読み込み中のコメントが可能に

3点目の成果として、Android版でも映像の読み込み中のコメントが可能になりました。
もともとiOS版では、ライバーさんの配信環境によって映像の読み込みに時間がかかってしまった時にもコメントすることができました。
今回、それがAndroid版でもできるようになりました。

また現在取り組み中の施策によって、配信時の端末の発熱を改善中です。

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アプリの負荷が高いと、アプリ使用時にスマホの処理が追いつかず、温度が上がってしまうことがあります。

一般的に「熱暴走」と呼ばれるのですが、温度が高まると正常に端末が動作できず不具合が発生してしまうことがあります。

今回、主に配信時の発熱が下がることで、より操作などの動作が軽快になる見込みです。

もし現在ご使用中に端末温度が上がった場合、少し配信を止めて端末をお休みさせたり、充電器やアクセサリ類などのご使用を控えていただくことで改善される可能性がありますので、ぜひご検討ください。

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水田:今後、本格的にファミリー機能の改善・新規開発に取り組んでいきます。
今回は、開発が決まっている3つの機能について、お伝えします。

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①寄せ書き機能

まず1つ目は、前回のフォーラムで開発決定とお伝えしていた「寄せ書き機能」です。

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前回のぽこフォーラムでは、参加者のみなさんに「寄せ書き機能」の名称を考えていただきました。みなさんのご意見を受け……おかげさまで名前が決定いたしました!
この機能は配信枠全体でのライバー・リスナーさんの絆や思い出を形として残すことができる機能なので、「ファミリーボード」と名付けました。

②チャンネル機能

2つ目は、ファミリーの中にチャンネルを複数作っていただけるような機能の追加です。

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これまで、「使いたい目的ごとにコミュニケーションを分けるのが難しい」「もっとファミリー数を増やしてほしい」「もっと加入条件を詳細に分けたい」などご意見をいただいていました。そこでファミリーは1つに統合し、その中で目的のトピックに応じて「チャンネル」というチャットグループを複数作成できるようにします。

これによって、話したいトピックや目的ごとにチャンネルを分けてコミュニケーションしていただくことが可能になります。例えば次のような使い方が考えられます。

使い方の例
・配信予定の共有用に、ライバーさんのみが投稿でき、ファミリーの全員が閲覧できるチャンネルを作る
・イベント等の作戦会議用に、ライバーさんとアシスタントさんだけが閲覧、投稿できるチャンネルを作る
・お誕生日のリスナーさんへの秘密のサプライズパーティーを企画するチャンネルを作る

など

自由度が高いので、他にも様々な使い方をしていただけます。
ぜひ自分たちのファミリーでやりたいことに応じて、最適なチャンネルを作って楽しんでいただければ幸いです。

③リアクション機能

ファミリー内でのメッセージにリアクションできる機能など、ファミリーでのやりとりがもっとスムーズに、楽しくなる機能を追加していきます。

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④ピン留め(アナウンス機能)

3つ目は、メッセージのピン留め機能(アナウンス機能)です。
これまでも多くの方からご要望いただいていた機能で、チャンネル内に送られたメッセージをピン留めして、ピン留めされたものを一覧で確認することができます。

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そのほか検討中の機能

その他の細かな検討中の仕様は次の通りです。

・これまで3つあったファミリー数は1つに統合します。メンバー上限は300人、アシスタント数はファミリーメンバー数に応じて5人、10人、15人と増えていく仕様を予定しています。
・ファミリーの投稿については、当日ユーザーさんに意見を伺った結果をふまえ、90日間程度さかのぼれるようにすることを検討しています。
・画像を選択して連投できるようにしたいとのご意見もいただいており、検討いたします。こういった標準的な機能は、今後順次対応していきたいと思っています
・他にも動画投稿等、ロードマップには書いておりませんが、追加予定です。

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水田:タイムラインで、よりリスナーさん一人ひとりにとって最適な表示ができるように開発を進めていきます。

これまでも視聴履歴や行動に合わせてリスナーさんに合ったライバーさんを表示する試みを行っていましたが、それをより強化することを検討しています。

これによって、リスナーさんには、より自分のお気に入りのライバーさんを見つけていただきやすく、
ライバーさんには、より自分を長く応援してファンになってくれるリスナーさんと出会いやすくなります。

また、タイムラインのタブに配信カテゴリーを増やしてほしいとのお声もありました。こちらは、タイムラインのタブではなく、配信中のタグを検索できるようにするなどで対応できるようにしたいと考えています。

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水田:皆様ご存知の通り、現在たくさんのライブ配信アプリがサービスを提供しております。その中で、「本当にPocochaは勝っていけるの?」というお声をいただくことがあります。

Pocochaは、有名で規模も大きなライブ配信サービスが複数ある中で、後発としてサービスをはじめました。中にはグローバルに展開する大きなサービスも存在します。皆様はきっとPocochaを良いと感じて使っていただいているのだと受け止めており、当然のお声だと感じています。Pocochaでやっていきたいと考えていただいている皆様は、今後もPocochaという場が成長し、発展していくことを期待されているのだと考えております。他のライブ配信サービスも中国や台湾等からはじまり、世界各国に展開し成長していく中で、日本でもサービスをしているという経緯があります。

そこでPocochaを今後も続けていくためには、グローバルで戦っていくことが必要だと考えています。
グローバルで通用する、より普遍的な価値を高めていくことで、Pocochaが中長期的に発展し続けられるサービスになると思うからです。

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ただしPocochaにいきなり大量の海外ユーザーが入ってきて、いままでのコミュニティが崩れてしまったり、海外版に合わせてこれまでのPocochaの機能や方針を大きく変えるようなすることはありませんので、ご安心ください。

日本のユーザーの皆様と一緒に、日本で培ってきたPocochaの良さを大切に育て、広めていくことが大切だと考えています。

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水田:コミュニティハンドブックは、ライバー・リスナーのみなさまのアンケート回答をもとに、6月にver.1をリリース予定です。その後も、コミュニティハンドブックを広めるための企画を予定しています。

コミュニティハンドブックとは?

「コミュニティハンドブック」は、Pocochaにある文化や雰囲気、楽しむためのコツを集めたハンドブックです。
Pocochaユーザーの皆様へのアンケートやPOCO BASE(コミュニティイベント)での議論を通じて作成され、現在ver.0.1が公開されています。

コミュニティハンドブック Ver.0.1
https://report.pococha.com/n/ndff38704b4b6

先日他のライブ配信の運営の方とお会いする機会があり、コミュニティハンドブックを見せたところ「Pocochaにはこんなにすばらしいユーザーさんがいるんですね!」と感動していました。コミュニティハンドブックに書いてあるようなPocochaのあたたかな雰囲気は、僕がすごいと思っているだけでなく、客観的・業界的に見ても胸を張って誇れるものだと考えています。

Pocochaの文化や雰囲気は、ライバー・リスナーのみなさんにしか創れないものです。ぜひこれからも、コミュニティハンドブックを広めたり、コミュニティの雰囲気を守りより良くしていく企画にご協力いただけるとうれしいです。

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水田:ぽこボックスはリスナーさんがいろんな枠に遊びにいくきっかけになり、コメントすることでよりライバーさんとリスナーさんのコミュニケーションが進むことを期待して実装した機能でした。しかし現状は、コインだけを目的とした無意味なコメント等、コミュニケーションを十分活性化できていない課題があると考えています。この課題をふまえ、ぽこボックスの仕組みは変更したいと思っています。

以前ボックスコメント対策について、コメントではなくアイテムでタイマーが進む仕組みを検討しているとお伝えしたことがあります。しかし、この仕組みは法的な関係で実現することができませんでした。

そこで長期的な取り組みとして、今のぽこボックスではなく別の方法で、コミュニケーションを活性化したり、Pocochaのコミュニティをより良くしたいと行動されている方に、コイン等でお返しできる仕組みを作りたいと考えています。例えばライバーさんにとって嬉しい行動や、他のライバー・リスナーの方が困っているときに質問に答えるといった行動をしていただいているリスナーさんに、コインをたくさんお返しできるような仕組みに移行することを考えています。単にぽこボックスをなくして、もうコインがどこからももらえなくなる、といった状況にはしないつもりです。

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水田:視聴をファミリーに限定した配信は、よりファミリーの絆を深めたり、より深いコミュニケーションができるようになるので、実装したいと思っています。
実装時期は未定ですが、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

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水田:コラボ配信を定常的な機能として実装する予定はありません。

Pocochaは「ライバーとリスナーのコミュニケーション」を第一に大切にしています。他アプリをみるとコラボ配信では「ライバー同士の会話」に意識が集中してしまう傾向があります。そのため、コラボ配信機能はPocochaには合わないのではないかと考えています。

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水田:「アイテムを増やすことにより配信が遅くなる」ということはありませんので、ご安心ください。仕組み上、お互いに影響を与えないように作っています。

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水田:アイテム一覧に検索機能を追加するなど、より見やすくする改善を検討中です。

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水田:「配信が盛り上がったのにランクが下がり、悲しい思いをする」という体験をされている方が多い状況は課題だと考えています。しかし、単純に「ボーダーを下げる」というやり方をすると、上位ランクの人数が増えすぎて競争が加熱化したり、または上位ランクの人数が増えすぎて上位ランクに到達しても意味のないものになってしまったりと、Pococha全体が成り立たなくなってしまいます。

ですので、「全員がSランクにならないといけない」という世界観ではなく、「それぞれの配信枠にあったランクで盛り上がりをつくることで楽しめる」という世界観を目指してシステムの設計を行っていきたいと思っています。

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水田:Pocochaはユーザーの皆様が安心して楽しめるコミュニティであることを大事にしたいため、優先度高く対応いたします。

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水田:botによる違反は課題だと考えており、これまでも出来る限り対応はしてきており、今後もさらに対応していく予定です。いたちごっこになっている側面もありますが、bot違反アカウントを報告することでコインがもらえる仕組みの導入等を検討することで、抜本的に改善できるようにしたいと考えています。

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水田:増やそうと考えています。ただし、単純に枚数を増やすのか、使いやすい他の種別のおやすみチケットを増やすのかは検討したいと思っています。

元々おやすみチケットは、365日休まず配信をするのは大変だけれども、休むとメーターが下がってしまうので休めない、というメーターシステムの課題に対応し、ライバーさんが長く配信を続けられる環境を作りたいという目的で導入されされました。しかし現在では、配信した結果メーターがマイナスになってしまう際、メーターの変動をなくすために使うという場面がみられます。このような本来の目的とは違う使われ方が戦略として取れる状態だと、休めるはずのライバーさんが休めず、負担がかかってしまいます。

このような状況をふまえ、おやすみチケットの増やし方の例として、配信時間が長いほどおやすみチケットが付与されるような仕組みだったり、使用した日には配信ができなくなるおやすみチケットを検討しています。

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以上、「ぽこフォーラム 最新情報公開編 vol.6」でいただいたご質問から抜粋してお届けしました。

ぽこフォーラムは今後も定期的に開催予定ですので、ぜひご参加ください!