特別プログラム 『音楽でつながる、ライブ配信でつながる』開催レポート
『音楽でつながる、ライブ配信でつながる』とは?
『音楽でつながる、ライブ配信でつながる』は、Pocochaが九州最大級の音楽イベント「MUSIC CITY TENJIN 2024」(以下、MCT2024)とコラボレーションして実施した特別プログラムです。
「MUSIC CITY TENJIN」は、2002年から開催されている九州最大級の音楽イベントです。2019年度は10万人を超える来場者を記録しましたが、コロナ禍によるオンライン開催や中止も経験しました。ですが、天神のまちの力がつながり今年は待望の現地開催が5年ぶりに決定!Pocochaとして、天神のまちに再び音楽があふれ出すその瞬間を全力で盛り上げるため、コラボレーションの準備を進めていきました。
今回は、特別プログラム『音楽でつながる、ライブ配信でつながる』をレポートします!
「MCT前夜祭ライブ配信 by Pococha」
まずは「MCT前夜祭ライブ配信 by Pococha」を実施しました。イベント本番前の1週間、福岡メディアを中心に、音楽イベント「MCT2024」の告知配信をする企画です。
参加者は、MCT2024実行委員会であるエフエム福岡さん、CROSS FMさん、FBS福岡放送さん、ラブエフエム国際放送さん。Pocochaライバーも企画に参加してくれました。アーティストのゲスト出演や、音楽ステージの見どころや舞台裏エピソードの話題などで、5日間連続で盛り上がりました。
9月27日(金)の最終回は、MCT2024の会場の一つからCROSS FMさんが配信を担当。ゲストに10月に全国ツアーを控える荒谷翔大さんを迎え、音楽都市・福岡の魅力や、全国ツアーの話、翌日に控えたMCT2024の見どころトークなどに花を咲かせました!
「スペシャルトークショー by Pococha」<1日目>トークが止まらない熱い舞台に
イベント1日目は、秋晴れで絶好のフェス日和。笑顔あふれる観客がお目当てのアーティストを目指して集合し、各会場では音楽が鳴り響き始めます🎼
配布されているイベントスケジュールの中には、Pocochaのチラシも。
9月28日(土)の13:30からは、「スペシャルトークショー by Pococha」がスタート。ライバーという働き方や、応援することの価値などがトークテーマです。お笑い芸人のノボせもんなべさん、モデルやタレントとして活躍されている西村怜奈さん、福岡音楽都市協議会の深町健二郎さん、司会も務める下田浩之さん、飛び入り参加ゲストとしてゆうこすさんが登壇しました。
トークショーの景気づけになべさんが必殺の髪の毛ネタを披露!スヌーピーで会場の注目を一身に集めます!
そんな、なべさんはSNSで投稿した動画がメキシコでバズったという経験があるそうです。「福岡にいながらメキシコシティの方から注目いただけるなんてSNSはすごい!」と感慨深く語ります。
ライブ配信については、西村さんが「リアルタイムで反応して下さるのが嬉しいし特別ですよね」と自身のご経験を振り返ると、ライバー事務所のファウンダーでもあるゆうこすさんが「ライブ配信は一度まず見ていただきたいですよね」とコメント。下田さんも「Pocochaを実際にやってみると印象が変わりました」とあいづちを打ちます。
続けてゆうこすさんにライブ配信のイメージを聞くと、「地方のスナックが近いですよね。ライバーはママみたいで、多くのファンというよりも顔見知りの常連さんがいる世界。常連さん同士も仲が良いからアットホームで楽しめる」とわかりやすい説明をしていただきました。
Pocochaのギフティングについては、なべさんが「コメントはもちろん嬉しいですが、より嬉しいですよね」と回答。参加型推し活という言葉も飛び出し、トークショーはさらに盛り上がりを見せます。
深町さんは「福岡は音楽の街なので、次世代をどんどん育てたい。ライブ配信を活用できれば、収益化の方法が多様化するのでチャンスが広がるよね」と前向きなコメント。
ゆうこすさんも「ギフティングはコミュニケーションの一つです。配信を見ていて気軽に参加できるんですよね」と新しいコミュニケーションの形を説明してくれます。
職業としてのライバーについては、西村さんが「地方との相性は抜群ですよね。ライブ配信を通じて遠くのファンともふれあえますものね」と話すと、ゆうこすさんが「地方在住の方にはライバーをおすすめします!人って共通点があると応援したくなるので、出身地は強い共通点の一つです。Pocochaは出身地を登録できますし、ニッチな場所であればニッチであるほど応援の強さは強くなるとも思います」と熱烈にアピールいただきました。
深町さんからも、「これまでアーティストは東京に行くという選択が多かったが、今や福岡だからできる音楽もあると思う。音楽都市としてこれからも盛り上がっていきたいです」と展望をお教えいただきました。
来場者のみなさんは、ライバーという働き方や新しい応援のかたち、誰かを応援する体験について語られる模様を時折うなづきながら聞いていただいていました。
時間いっぱいまでトークショーは続き、熱い余韻を残しながら終了の時間を迎えました。
「スペシャルトークショー by Pococha」<2日目>ゆうこすさんの公開スカウト!?
イベント2日目も天候に恵まれ、天神のいたるところで演奏が始まりました。
9月29日(土)の13:30からは、2回目の「スペシャルトークショー by Pococha」がスタート。前日とはメンバーがガラッと変わり、HKT48の渕上舞さん、タレントの服部さやかさん、檜垣すみれさん(福岡放送アナウンサー)、MCT実行委員会の下田浩之さん、そして飛び入り参加ゲストとしてゆうこすさんが再び登壇しました。
ライブ配信を意識したスマートフォンのフレームの間にお座りいただき、早速トークショーがスタート!
SNSを普段から活用していると話す渕上さんや、役割によって使い分けていると語る服部さん。服部さんからは、「福岡の距離の近さやアットホームさはSNSでも感じますね」と地方ならではの発言も飛び出します。
ライブ配信については、過去ご自身で配信経験がある渕上さんが「気軽にできますし、リアルタイムでコメントをもらえるのが嬉しい」とコメント。そのお話を受けた服部さんが「実は、昔ライブ配信にチャレンジしたことがあるんですが、3人しか見にきてくれなくて…。それ以降怖くてやれないんですよね」と実体験を交えたエピソードを披露。
すると、ゆうこすさんが「えーもったいないですよ!ライブ配信は視聴人数ではないんです。インフルエンサーのようにフォロワー数ではなくて、少人数でも応援してくださるリスナーが大切です」と力説すると、服部さんは「え!続けてみればよかった」とリアクション。下田さんも「ライバーは一般の方が多いし、コメントが活発なので続けやすいですよね」と賛同します。
ライバーとアイドルの違いについては、渕上さんが「アイドルは、公演などの活動の1つとしてライブ配信がありますが、ライバーさんは他の仕事と両立されている方も多くてすごいですよね」と考察。
ライバーとタレントの違いについては、服部さんが「ライバーさんは、それぞれが好きな話をされているイメージがあってうらやましい…楽しいタレント活動がしたい!」と発言すると、すかさず、ゆうこすさんが「うちの事務所入ってもいいんですよ」と笑いながら返答。会場は笑いに包まれました。
ゆうこすさんは真面目なトーンで「ライバーは新しい働き方。例えば、広告出演は、ファンではなくて企業さんがお支払いされますよね。でも、ライバーはファンの応援が直接ライバーの収益にもなりますし、単なる収益ではなくコミュニケーションにもなるので新しい」と職業観を語ります。
話題はギフティングへ移ると、「MCT2024前夜祭配信」でPocochaを経験した檜垣さんが「ギフティングをしていただくと、今の話が面白かったんだと思えてワクワクしました」と告白。渕上さんは「あるライブ配信でお肉をかけた企画に参加した時はギフティングをしてもらえるということが嬉しかったです。後日、勝ち取ったお肉を食べる配信もして喜びを分かち合いました」と話します。
最後にライバーという地方での職業についての話題になると、服部さんが「場所という感覚がもういらないのかも。東京に出る必要はもうないですよね」とコメント。ゆうこすさんも「同じ出身という共感も呼べますしね」と同意されると、下田さんが「声がかかるきっかけにもなりますし、チャンスは広がりましたね」と締めくくりました。
音楽ライブ「Music Pococha LIVE!!-MUSIC CITY TENJIN 2024-」の様子は別途お知らせします!
これからも「Live Link Life」を!
MCT2024は、関連イベントを含めて合計8万8千名が来場。5年ぶりの開催は大成功を収めました。会場の各所で鳴り響く音楽は人と人をつなげ、様々な感動が生まれました。人と人がつながり生まれるよろこびや感動は日常的にもあるはずで、Pocochaが掲げる「Live Link Life」は、まさにその積み重ねです。このようなつながりがより多くの人に広まるよう今後も取り組みを進めていきます。