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「出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策」の実施のお知らせ(10/3 Q&A更新)

こんにちは、Pococha運営です。いつもPocochaをご利用いただきありがとうございます!
Pocochaでは2022年10月より、「出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策」を実施する予定です。
こちらの記事では、トライアル施策の概要を、Pocochaが目指す世界感とともにお伝えします。


1.Pocochaが目指す世界観について

こちらの章では「Pocochaが目指している世界観」について改めてご説明します。

多様なライバーが活躍できる世界

Pocochaは、多様なライバーが活躍している世界を目指しております。
多様な活躍とは、ランク帯や配信スタイルだけではなく、ライバーさん一人ひとりのライフスタイルや、ライフステージに合わせた活躍の仕方があることです。
Pocochaの中で多様な配信スタイル、配信の工夫が溢れることで、自分にピッタリの配信活動ができるようになると考えています。

現状の課題:一時的に配信できない期間があるライバーはPocochaから離脱せざるをえない

現在でもPocochaでは、多様なライバーさんが活躍されています。
しかし一つの課題として感じているのは、多くのライバーさんが、おやすみなどをとることなく頑張っている状態であることです。
そのため、出産や育児、介護や病気の期間など、一時的に、どうしても配信できない期間があるライバーさんは、配信から離脱してしまっています。

そこで、一時的なおやすみからも、配信に復帰しやすく、継続的に配信ができる仕組みが必要だと考えております。

2.出産に伴うおやすみ制度のトライアルの意義

Pocochaでは、ライバーの皆さんからも多くのお声をいただいていた「出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策」を実施いたします。
こちらのトライアル施策の意義について、お伝えさせてください。

一時的なおやすみが必要なライバーが配信を継続しやすい世界の実現の第一歩

今回のトライアル施策は、一時的なおやすみが必要なライバーさんが、おやすみを適切に取りながら配信を続けられる世界の実現のための第一歩と位置付けました。
今回実施する「出産に伴う」トライアル施策を他の施策にも展開していき、出産だけではなく、たとえば育児や介護、傷病(※1)など、さまざまなきっかけによる一時的なおやすみから、配信に復帰しやすい仕組みを作ることを検討しています。それらの仕組みを整備できれば、Pocochaが実現したい、多様なライバーが活躍できる世界の実現につながると考えています。

※1 本文やスライドにある、一時的なおやすみの対象シーンは一案です。本トライアルや今後の検討で変更の可能性があります。

このように、「出産に伴うおやすみ制度」をはじめとして、今後は多様なライバーさんにとってもメリットにつながるようなおやすみ制度を、ユーザーの皆さんと一緒に作っていきたいです。

他の施策への展開に向けた、検証のためのトライアル

「制度」ではなく「トライアル」として実施する理由は、正式なおやすみ制度の導入のために、Pococha運営としても検証したいことがあるからです。
以下のような内容を、トライアルの取り組みを通じて検証することで、他の一時的なおやすみ制度にも展開できると考えております。

  • おやすみ制度を対象者以外が不正に利用できないような仕組み

  • 出産に伴うおやすみとして必要な期間と、配信復帰がしやすい期間のバランス

  • 配信復帰がしやすい仕組み

3.出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策の概要

出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策の概要についてこちらでまとめます。

実施概要

申請開始:2022年10月ごろ予定
※開始時期が予定より遅くなる可能性もございます、開始のタイミングでアプリ内へお知らせを掲載いたしますのでお待ちください。

対象者:配信開始後30日以上経過しており、以下の申請に必要な内容を提出できるライバー
※申請開始時に、条件を追加させていただく可能性もございますので、詳しくは申請開始時のお知らせをご確認ください

定員:先着順で定員を設ける予定です、詳細は申請開始時のアナウンスをお待ちください

申請に必要な内容:(1)母子手帳と申請者本人が同時に写った写真(2)おやすみ開始日(3)希望のお休み期間(所定の日程から選択)
※取得した個人情報は、厳重に管理し本施策の用途以外には利用いたしません
※個人情報の取得に「同意」いただける方が対象者となります

おやすみ支援施策:毎週配布されるおやすみチケットを使用でき、ランクの変動がなくなります。なお、申請時にログインしているPocochaアカウントにおやすみチケットが付与されます。
※本おやすみ期間中は、おやすみチケットを使った配信はご遠慮ください。配信を行なったことが確認された場合、翌週以降は対象者から外す仕組みを取り入れる可能性がございます。

配信復帰施策(検討中):配信復帰の2週間後はタイムライン表示が優遇され、配信を再開しやすくなります

※トライアルの内容は変更となることがあります。ご了承ください。

4.Q&A

こちらでは「POCO LOUNGEVol.5」に参加されたライバーさんからのご質問と、運営の回答をご紹介します。

■ご質問
今回の対象者だけではなく、介護や傷病など他の対象者への「一時的なおやすみ」施策も同時に開始しないのはなぜでしょうか?

■回答
いろいろな施策を一度に実施しようとすると、実現までに膨大な時間がかかってしまう上に、万が一問題が発生したときの影響が広くなってしまうからです。
また、先ほどもお伝えしましたがPococha運営としても「一時的なおやすみから復帰しやすいおやすみ制度」の実現に向けて、まだわからないことがあり、ユーザーの皆さんの実際の声をお聞きしながら、一つ一つの制度を整えていきたいと考えているからです。

■ご質問
今回の対象者の条件に当てはまらないライバーが、おやチケを得るために申請するのではないですか?

■回答
不正なおやチケ申請を除外するため、「母子手帳と申請者本人が同時に写った写真」を提出いただくことで、対象者に該当するかを確認いたします。
また、おやすみトライアル期間に付与されたおやチケを利用した上で、配信を行なったことが確認された場合、翌週以降は対象者から外す仕組みを取り入れる予定です。
本当に困っているライバーさんのためになる制度を整えていくためにも、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

■ご質問
出産ということで、イレギュラーなことが発生することもありそうです。今回のおやチケの延長配布は検討されていますか?

■回答
おやチケの延長配布に関しては、14週間までは延長申請ができる仕組みにする予定です。14週を超えた場合は、トライアル施策に再参加していただくことになります。
なおこちらはトライアル施策のため途中で変更することがありますので、ご了承ください。

■ご質問
出産に伴うおやすみ制度ということでしたが、男性は対象者に含まれますか?

■回答
配信開始後30日以上経過しており、申請に必要な内容を提出できるライバーさんは、男女に関わらず、対象者に含まれます。

■ご質問(10/3 更新)
なぜ5枚なのでしょうか?1週間だと7枚必要なのではないですか?

■回答
通常、ランクによって毎週配られる各種おやすみチケット2枚に追加して、今回の施策でのおやすみチケット5枚の配布によって計7枚となり、1週間おやすみできる計算となります。

■ご質問
今後、検討されているおやすみ制度や施策について教えてください。

■回答
多様なライバーさんが、ご自身のライフスタイルに合わせて活躍する環境を整えるためには、現状大きく2つの課題があると考えております。
それぞれの課題ごとの解決方針と、検討している施策をご紹介します。

課題①:超・長時間配信の常態化
現状では、ランク維持やイベント入賞のためには「超・長時間配信」が必要であるという認識が広まり、無理な超・長時間配信を一部のライバーさんに強いている状態であると考えています。
超・長時間配信をするライバーさんの割合が増えてしまうと、他のライバーさんもそれに対抗するために、創意工夫の枠を超えて長時間配信せざるを得なくなってしまい、結果として超・長時間配信しないとランク維持やイベント入賞ができなくなってしまうという状況になっていくことを懸念しています。
また、超・長時間配信が続くと疲労も溜まりやすく、コミュニケーションの密度が下がったり、ひいてはPocochaから離脱することになってしまいます。
この状況が続いた場合、超・長時間配信ができる一部のライバーさんは、活躍できたとしても継続的に配信を楽しめなかったり、超・長時間配信ができないライバーさんにとっては活躍しづらかったりする環境になってしまうことを懸念しています。
もちろん長時間配信するという努力の方向性は多様性のひとつとして実現したいと今も考えていますが、超・長時間配信については、許容してしまうと他の配信スタイルに対するマイナス影響が大きいため、対策にふみきりました。

解決策:新配信スタイル制度の導入
超・長時間配信の常態化を抑制するため、毎月の配信時間上限の設定や、 ご自身で決めた日におやすみをとれる仕組みなどを整備していこうと検討しております。
自分の個性やライフスタイルに合わせて、配信時間や日数を調整しやすくし、多様なライバーさんがPococohaで活躍できる環境を整えることが目的です。

課題②:現状のおやすみ制度では、一時的なおやすみを取れない
上記でも説明しましたが、現状のおやすみ制度では、一時的に配信から離れてしまうと配信に復帰しにくい仕組みだと考えています。

解決策:新おやすみ制度の整備
ライバーさんが無理なくおやすみを取れて、配信に復帰しやすい仕組みを整えていこうと思っております。
その第一歩として、今回の記事でご紹介した「出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策」を実施し、今後はたとえば育児や介護、傷病など、さまざまなきっかけによる一時的なおやすみから、配信に復帰しやすい仕組みを作っていこうと思っております。
なお、「傷病や入院、介護の際のおやすみ制度」や「天災、被災の際のおやすみ制度」は一案です。本トライアルを経て変更の可能性があります。
また、先ほども紹介した「ご自身で決めた日におやすみを取れる仕組み」などでも、確実におやすみをとることができ、継続的に配信に取り組める環境を整えていこうと考えております。

5.おわりに

この記事では、出産に伴うおやすみ制度のトライアル施策について、Poccohaが目指す世界観と合わせてお伝えさせていただきました。
繰り返しになりますが、本トライアル施策は対象のライバーさんを優遇するものではなく、一時的なおやすみが必要なライバーの皆さんが継続的に配信ができる環境を整えるため、ひいては多様なライバーさんが活躍する世界の実現のための第一歩です。

今後もみなさんのお声を聞きながら、多様な人が自分らしく配信を楽しめるPocochaを一緒に創っていきたいと思っております。

引き続きPocochaをどうぞよろしくお願いいたします。