「イベントリタイアを月2回までに限定する機能」をリリース予定(2022年9月予定)
こんにちは、Pococha運営です。 いつもPocochaをご利用いただきありがとうございます!
Pocochaでは2022年9月より、「イベントリタイアを月に2回までに限定する」機能をリリースします。
こちらの記事では、機能の概要や背景についてお伝えします。
1. 今回の取り組みの背景
こちらの章では、今回実施する「イベントリタイア回数制限」の背景をご説明します。
「イベントでブロック同士の人数が違うのは不平等感がある」という声をいただいていました
現在Pocochaでは配信枠のみんなで盛り上がって、配信枠の絆を深める機会として、多くのユーザーさんにイベントを楽しんでいただいています。
イベントを楽しんでいただくなかで、ユーザーさんからのご意見として「イベントでブロック同士の人数にバラツキがあり、不平等に感じることがある」というお声を多くいただきました。
運営としてもライバー・リスナーが一体となって盛り上がるイベントの競争は可能な限りフェアなものとしていきたく、実態調査を進めてまいりました。
「ストレート入賞ブロック」が発生するイベントで不平等が深刻になっています
調査を進める中で、特に「ストレート入賞」が発生しているケースで不平等感が強いことがわかってきました。
ストレート入賞とは、「ブロックにおける参加人数がプライズ数を下回り、競争せずともプライズが獲得できる状態」のことを指します。
例えば「同じイベントで第1ブロックは4人参加して競争が発生するのに、第2ブロックでは2人参加でストレート入賞になっている」ようなケースでは、入賞に必要なポイントにも大きなバラツキが生まれてしまうことがお分かりいただけると思います。
「ストレート入賞ブロック」が発生してしまう原因である「イベントリタイア」に焦点を当てて施策を実施します
ストレート入賞が発生してしまう要因は大きく分けて2つあると考えています。
イベントリタイアが発生してしまい、特定ブロックの人数が減ってしまう
そもそもイベントの参加人数が少ない
今回は1.で挙げさせていただいた、「イベントリタイアによってブロック人数のバラツキが発生してしまう」問題に焦点を当てて施策を実施したいと考えております。
2.のイベントの参加人数については適正な競争環境を実現するイベント数や入賞者数の調整や、そもそもみなさんに魅力を感じていただけるイベントラインナップの充実などの取り組みを進めてまいります。
2. イベントリタイアの現状についての共有
ここまで、イベントにおける不平等感を生む「ストレート入賞ブロック」が発生する原因として「イベントリタイア」が挙げられることをお伝えしました。
こちらの章では、イベントリタイアが実態としてどの程度行われているのかなど、イベントリタイアの現状についてご説明します。
全ユーザーの月間平均リタイア回数は「1.4回」
イベントにエントリした全ユーザーの平均リタイア回数は1.4回となっています。
「仕事の都合でどうしてもイベントに出られなくなった」ケースなど、イベントをリタイアせざるを得ない状況もあることを考えても、こちらは特筆して問題視すべき値ではないと考えています。
月に3回以上リタイアするユーザーが、全てのリタイアの半数を作っている
さらに詳しく調査を進めた結果、「月に3回以上リタイアするユーザー」によるイベントリタイアが、全てのリタイアの半数を占めていることがわかりました。
イベントリタイアによってストレート入賞が発生してしまう現状と考え合わせると、少数の人がたくさんリタイアすることで、ストレート入賞の発生頻度が高まってしまっていると言えます。
この状況を改善するために「リタイア回数の上限を設定する」取り組みを行います。
3. 今回の取り組み「イベントのリタイア回数制限」について
ここまでご説明した背景や現状を踏まえて、9月から「イベントのリタイア回数の上限を月に2回までとする」制限を導入します。
この章では機能の詳細をご説明します。
月のイベントリタイア回数上限が「2回」になります
毎月、アカウントごとに「その月にイベントリタイアした回数」をカウントします。
※イベント開始前(エントリ期間中)のリタイアもカウント対象となります。(8/31追記)
月のイベントリタイア回数の上限を2回として、同じ月に3回以上のリタイアはできなくなります。
以下の場合はリタイア回数としてカウントされません。
ぽこチャレ・ぽこチャレwithファミリーのリタイア
サーバー障害など、ライバーさんの行動に起因しないリタイア
リタイア回数のカウントは毎月1日の0:00にリセットされます。
※詳細な条件はリリース後、ベントページ>「概要」タブ>【必読】イベントに関する注意事項をご確認ください
月のリタイア回数上限を「2回」とした背景
リタイアがストレート入賞ブロックの発生につながっているとはいえ、以下のような「イベントをリタイアするケース」もあることを考えると、「そもそもイベントリタイアをできなくする」といった極端な制限は問題があると考えています。
一方で「少人数がたくさんリタイアすることでストレート入賞が発生しやすくなっている」課題を解決するためには、リタイアを繰り返す行為はある程度制限する必要があります。
そこで、「全体のリタイア回数が月1.4件」であることも踏まえ、そこから少し余裕を持たせて月のリタイア回数の上限を「2回」に設定させていただきました。
スケジュール
9/1(木) 12:00からリタイアのカウントが開始されます。
リタイア回数のカウント開始後は、対象イベントのリタイア回数が2回を超えた場合、次のイベントからリタイアできなくなります。
なお、実際にリタイアがカウントされ始めるまでにお時間をいただく可能性がありますので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。
開催期間がカウント開始前後にまたがっているイベントについても、9/1(木) 12:00以降のリタイアはカウント対象となります。
また、10月以降は毎月1日の0:00にカウントがリセットされます。
終わりに
イベントにおける不平等感は、さまざまな原因が重なって生まれてしまっており、運営としてこの問題を解決していきたいと考えています。
今回は第一弾として「イベントリタイアの回数制限」を行い、不平等感解消へまずは一歩目を踏み出す形となります。
今後も原因の調査・対応を進め、よりフェアに楽しめるイベント環境を作って参りますので、みなさんの声もぜひお聞かせください。
引き続きPocochaをどうぞよろしくお願いいたします。