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「ライブ配信には正解がない」から苦しい。それでもTOPライバーが“自分史上No.1の配信”を目指す理由|あさみぃ×さあやん LIVER×LIVER

Pocochaには個性豊かでさまざまな経歴をもったライバーが多くいます。連載「LIVER ×LIVER」では、そんなPocochaライバーさんたちの「個性」と「共通点」を探っていきます。

今回お話を伺ったのは、ライバー歴1年半弱のあさみぃさんとさあやんさん。

今でこそTOPライバーとして自分らしく活躍するおふたりですが、リスナーさんが離れていってしまったり、ほかのライバーと比べてコンプレックスを感じたりなど、“正解”の形を追い求めて悩むことが多かったといいます。

ライバーなら誰でもぶつかったことのある悩みから抜け出し、ライブ配信を楽しく続けられるようになるまでの心の変化を教えていただきました。

ハッとさせられたアシスタントさんからの一言。人と比べてコンプレックスを感じたこともあった

―まずはライブ配信をはじめたきっかけを教えてください。

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あさみぃ:もともとは、現在所属している事務所の代表のゆうこすさんに憧れていたというのがきっかけです。ライブ配信をやってみようと思ったことは全くなかったのですが、ゆうこすさんがライバー事務所を立ち上げられたのでオーディションに参加して、Pocochaを始めました。

さあやん:会社と自宅を行き来する日々の中で、親友がボディービルダーとして夢を追いかけている姿を見て「自分もなにかしたいな」と思っていたんですね。ちょうど同じくらいのタイミングで事務所からスカウトのDMが届いて、ライブ配信に関する知識は全くなかったのですが、「これも何かの縁だし」と思って始めてみることにしました。

―おふたりとも全く知らないところからスタートしたのですね。これまで1年半弱、ライブ配信を続けて来た中でリスナーさんが離れてしまったとか、周りと比較して悩んでしまった経験はありますか?

あさみぃ:昨年の夏のイベントに参加した後、イベントを支えてくださったTOPリスナーさんたちが何人もいなくなってしまったということがあって、とても辛かったですね。TOPライバー同士で競う気持ちが強くなって、数字を意識しすぎてしまったのが、リスナーさんに伝わってしまったんだと思います。
アシスタントさんにも「そんな数字ばかり追い求めても意味ないでしょ?」「数字のために集めたコアファンなんて意味があるのか」と言われましたね。それまでの半年間、ずっと右肩上がりだったからこそ「もうダメかもしれない」と思っちゃいました。

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さあやん:私は、配信を始めたばかりの頃は悩むことがたくさんありました。実は、ライブ配信を始めて間もない頃から、すごく応援してくれるリスナーさんがいて、わけがわからないままあっという間にS帯に行ったんです。でも、その方が体調を崩されてしまって枠に来られなくなってしまってからは、S帯なのにC帯くらいのポイントしか取れなくなってしまいました。そのときに、会社員をしながらのライブ配信だと時間に制限があることや、モデルさんや女優さんのような元からファンがいる方と違って、ただの一般人であることにコンプレックスを感じるようになってしまいました。

“自分史上No.1を常に更新し続ける”ことを意識

ーその状態から、どうやって抜け出したのでしょう?

あさみぃ:それでも私を応援し続けてくれたリスナーさんたちに「今、少しランクが下がってしまって、離れてしまったリスナーさんもいる。だからこそ、新しく来てくれたリスナーさんを一緒に歓迎してほしい」「私の配信で直した方がいいところがあったら言ってほしい」と伝え、協力してもらいました。
あとは、毎日ほかのライバーさんの配信を回ったり、直接会ったりして、自分に何が足りないのかを考えてとにかくいろんなことを試しましたね。

ーほかのライバーさんと話したりもしたのですね。

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あさみぃ:はい。ただ、ほかのライバーさんに会うと、皆さん本当に魅力的なんですよね…。自分には自分をさらけ出す力が足りないなって思うことが多くあって、自分の配信ってつまんないのかもと悩んだこともありました。

さあやん:わかります。ライブ配信って、正解がないじゃないですか。だからこそ、自分のやり方にコンプレックスを感じちゃうことってあるんですよね。

あさみぃ:そうなんですよね。でも、リスナーさんが「あさみぃの配信を見ると『家に帰って来たな』と思えて、明日も頑張れるんだよね」と言ってくださったのを聞いて、「アットホーム感のある配信でもいいじゃん」って私は思えるようになりました。

さあやん:「ほかのライバーさんと状況が違うことは当たり前」だと割り切るのって大事ですよね。だから、毎月リスナーさんと一緒に、1コマずつでもいいから進めたらいいという考え方に変えました。数字やランキングにとらわれるのではなく、「自分史上No.1を常に更新すること」が大切だなって考えました。

ーお話をうかがっていると、おふたりにとって、リスナーさんの存在が大きいんだなと感じました。

あさみぃ:そうですね。自分がリスナーさんに配信を通じて何かしらの価値を感じてもらうことができていたり、リスナーさんから感謝の言葉をもらえたりすると、こんなに嬉しいことはないなって思います。

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さあやん:配信はコメントによって盛り上げてもらうものなので、リスナーさんがいないと成り立ちません。リスナーさんから最上級の褒め言葉をもらえると自信になりますね(笑)。本当にリスナーさんには感謝しかありません。

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あさみぃ:あと、私の枠はリスナーさん同士が仲良くって、リスナーさん同士で飲みに行ったりとか、通話を繋ぎながら私の配信を見てくれたりすることもあるらしいんです。私の配信を通じて歳も性別もバラバラな人たちが仲良くなっていくのを見ると、自分の配信がきっかけでコミュニティができているって嬉しいなと思います。

さあやん:目標を達成できるのも、リスナーさんに応援してもらえるからですしね。みんなで決めた目標を達成できたときは、一緒になって泣きながら喜んでくれるし、楽しかったと言ってもらえるので本当に感謝です。だから、配信を終了するときは最高の笑顔で終わって、幸せな気持ちになってもらえたらなと日々思っています。

ライバーをもっとメジャーな職業にしたい

ーおふたりの今後の目標をぜひ教えてください。

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さあやん:ライブ配信を当たり前の職業にしたいなと思っているんです。私自身がライバーを1年半やってきた経験を活かして、同じ立場であるライバーさんのサポートやお手伝いができたらなと考えています。そのためには、まずは自分がPocochaでエールが一番のライバーになるのが目標です。ライバーとしての知名度を上げて、ゆくゆくは“ライバーといえばさあやん”という存在になれればいいなと思います。

あさみぃ:もともとは、タレントやインフルエンサーになることに憧れていたのですが、今はライバーとして活躍していきたいというのが夢ですね。ライブ配信での経験を活かして、ライブコマースや商品販売の仕事をしてみたいなというのもあります。あとは、ライブ配信がもっとメジャーになって、もっとクリーンなイメージを持ってもらえるようになったらなと思います。

ーおふたりは、ポコセミナーに先輩ライバーとして登壇した経験がありますが、ライバー同士のつながりや交流から得たメリットはありますか?

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あさみぃ:同じ壁にみんなぶつかるんだなと思えたのは大きいです。あとは、悩んでいるときにライバー同士で話せるのは励みになります。大人になってから仲間ができることってなかなかないですよね。熱量が高くて、向上心が高い人と仲間になれるので、刺激ももらえますね。

さあやん:イベント中にたまたま知り合った方がファミリー単位で私の枠に来てくれたこともあって、ライバー同士で横のつながりができるのは幸せだなと思いました。あとはいろんなライバーさんの枠を回っているときに、ライバーさんがコメントを一つひとつ丁寧に読んでいるのを見ると、大事なことを改めて思い出すこともあるんです。ライバーさんとつながることは非常にモチベーションにつながります。

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自分の思うような配信ができなかったり、ほかのライバーと比べて落ち込んでしまったりという経験がある、あさみぃさんとさあやんさん。おふたりがたどり着いた答えは、周りと比べず、常に自分の中での目標をクリアしていくということでした。また、ほかのライバーと交流するなかで、配信者が陥りがちな悩みから抜け出せているといいます。

Pocochaユーザー同士の交流の場「POCO BASE」は、今後もさまざまなテーマで定期的に開催する予定です。ライバー同士の横のつながりができることで、悩みを共有しあえるはず。興味があるテーマがあれば、ぜひ参加してみてください。

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