先輩ライバーQ&A 「ライブ配信を始めて1ヶ月、なかなかランクアップできない……」S帯ライバーが考える”最初の壁”の乗り越え方
後輩ライバーから寄せられた質問に、先輩ライバーが回答する企画「先輩ライバーQ&A」。
今回は、こちらの2つの質問をピックアップ!
ライブ配信を初めてもうすぐ1ヶ月が経ちますが、伸び悩んでいます。先輩ライバーの皆さんはデビューライバー時代にどんな壁にぶつかりましたか?それをどのように乗り越えましたか?
ライバーを始めようか悩んでいます。S帯ライバーとして活躍するみなさんにとって、ライブ配信の魅力とは何でしょうか?
それでは早速、先輩ライバーに回答していただきましょう!
ユーザー目線で「Pocochaの面白さ」を知る”リス活”が大事(KELVIN)
KELVIN:僕も、配信当初なかなか応援してくれるリスナーが増えず、悩んでいた時期がありました。そこで始めたのが、リス活です。リスナーの立場で「何が楽しいと感じるのか」を知らなければ、ライバーとしてのスキルも伸びないと思ったからです。
僕がリス活の中で大事にしていたことは、とにかくリスナーとして自分が純粋に配信を楽しむことです。まずはリスナー目線でとにかくPocochaを楽しみました。また、僕は「今から自分も配信します」のような、営業目的と捉えられるようなコメントは一切しないように意識していました。その中で、ライバーさんが僕もライバーであることに気づき、「あ、じゃあ今度KELVINの配信にも行くよ」となることがあるのですが、これは配信を楽しんでいた結果生まれた、ライバーさんやファミリーとの気持ちのいい信頼関係によるものです。そういうフェアな状態で生まれた関係だからこそ、お互いに信頼も深く、長く交流を持つライバー仲間にも出会えました。
その結果、配信枠が活気づき、次第に新しいリスナーさんが配信に訪れてくれるようになったんです。先輩ライバーからのアドバイスはもちろん、みなさんからの「頑張れよ」と背中を押してくれるような暖かさがありがたかったです。当時生まれた横の繋がりで、今の自分があると感じています。
「リス活」「イベント」「ポコセミナー」3つの軸で、リスナーがたくさん来てくれる配信枠に(Aya)
Aya:私は配信を始めて2週間でC帯までいったのですが、そこからリスナーが増えず、少数のリスナーさんと一緒にメーターを維持するのは負担が大きいと悩むことがありました。そこで私がしたのは「リス活」「イベント参加」「ポコセミナー参加」の3つです。
リス活では、リスナーとして楽しむことはもちろん、自分と同じ歌枠でトップライバーをしている方の配信に行き「なぜこのライバーさんはトップにいられるのか」という点を分析するようにしていました。どのような機材を使っていて、どれくらいのリスナーさんがいて、どのようなアイテムリアクションをするのか、トップライバーさんと自分との違いについて気づいた部分を逐一メモするようにしていました。細かいところだと「初見リスナーさんが来たときの挨拶の速さ」とかですね。トップライバーさんって、入室ログが出てきた瞬間に「◯◯さんこんにちは」って反応してたりするんです。そのようなトップライバーさんの良さを自分の配信にも取り入れていくようにしました。
イベントは、積極的にぽこチャレなどに出るようにしていました。ぽこチャレはタグから初見リスナーさんが来てくれることもあるので、まずはちょっとでも多くのリスナーさんに私というライバーがいるんだって知ってもらうために活用していました。
最後はポコセミナーです。ポコセミナーのいいところは、先輩ライバーさんが普段リスナーさんの前でも言えないような内容もお話してくださるので、そこから貴重なアドバイスもたくさんもらえるところです。得られた知識やスキルを配信に取り入れていくことでリスナーさんが増えていったと感じています。
リスナーからの「休んでいいんだよ」という一言でプレッシャーから解放。自分の素直な気持ちを伝えられるように(megu)
megu:私はありがたいことに配信を始めてストレートでB帯までいくことができたのですが、次第に「みんなの期待に応えなければ」と感じるようになっていました。「meguちゃんならS帯いけるよ」というコメントに、嬉しいけど、一方で「もっと頑張らなきゃ」とプレッシャーを抱くようにもなっていたんです。その頃はまだフルタイムで仕事もしていて、子どももいるし、これ以上時間を生み出すのが難しい状況でした。
「S帯を目指すなら、これくらいの努力が必要だ。私はどの時間を削ればいいのだろう」という思考回路に陥ってしまい、結果的に子どもとの時間が減ってしまったり、仕事終わりの友人との食事を断ったりすることが増えてしまい、周りからも心配されるようになってしまいました。5ヶ月でS帯にいくことができましたが、ずっと心は重たいままでした。
そんなときたまたま自分の配信に来てくれていたママリスナーさんが、何かを感じ取ったのか「休んでいいんだよ」とコメントをしてくれたんです。その瞬間、重荷がなくなって、心が軽くなるような感じがしました。そして、当時の私の正直な気持ちをリスナーさんに伝えることができました。それからはプライベートの時間も大切にできるようになりましたし、嫌なことを嫌だと言えるようになった結果、ネガティブなコメントもなくなり、配信枠の雰囲気は以前よりもずっとよくなりました。
大人になっても仲間や感動や成長が得られる場所、それがライブ配信(KELVIN)
KELVIN:僕が配信を始めてみて思ったことは、日々新しいドラマが生まれるということです。ライバーである僕だけではなく、リスナーさんそれぞれも主役になる場所なんです。
今までの人生で仲間というものに触れられなかった人も、ライブ配信を始めたりリスナーになることで、仲間ができるんです。普段の生活では人とコミュニケーションをとるのが苦手な人でも、ライブ配信であれば普段味わえないような感動を得ることができます。
もちろんライブ配信も私生活の延長線なので、最初は話すのが難しいと感じる人もいるかもしれません。でもライブ配信って「本当はこういうことを言ってみたかった」とか「本当はこういうことをやってみたかった」というのが叶う場所でもあるんです。私生活では思ったことを言えなかった人が、ライブ配信での成長を通して、実際に意見を言えるようになったりする。大人になっても仲間や感動、成長が得られる場所、それがライブ配信だと思っています。
一緒に頑張る仲間ができて、自信もつくし可能性も広がる!(Aya)
Aya:私はライブ配信を始めたことで、自信に繋がりました。配信中、リスナーさんから普段の生活ではなかなか得られないようなたくさんの嬉しい言葉をいただきました。次第にランクが上がっていく中で、初めてのイベントに参加したのですが、惜しくも4位で入賞を逃してしまったのですが、そのときにリスナーさんが一緒にすごく悔しがってくれたんです。そのときに「私にたくさんの時間を使って応援をしてくれて、一緒に頑張ったり悔しがってくれる仲間が増えたんだ」と感じ、それがさらに自信へと繋がりました。
また、配信中は自分の顔を見ながらコメントを読んでいるので、そこから「もっと可愛くなりたいな」とか「リスナーさんのためにもっと自分を磨こう」と思うようになりました。そこで髪型やメイクを変えて配信をつけてみると、リスナーさんから「なんか可愛くなったね」と言ってもらえたりする。私の配信枠のリスナーさんは、そういった些細な部分でもきちんと言葉にしてくれる方が多いんです。それがまた自分の自信に繋がって、A帯、S帯と次第にランクアップしていきました。
ライバーになったことで、自分に対して「もっとできるんだ」と感じることができて、自分の可能性が広がったと思っています。
配信を続けていく中で、自分の新たなポテンシャルや向いていることを見つけられた(megu)
megu:正直最初は、ライブ配信にいい印象を持っていませんでした。でも、自分が実際に配信を始めてみると、素敵なリスナーさんやライバーさんとの出会いもあり、大きく印象が変わりました。配信を続けていくうちに、次第に「もっとここを良くしていきたいな」など前向きに考えることが増えたんです。こうやってポジティブに物事を考えられるようになったのは、ライブ配信を続けてきたからこそだと思います。
また、今はライバーさんのマネジメントやサポートに興味を持っています。よく遊びに行っていた配信のライバーさんにも「あなたはライバーとしてもすごいけど、多分サポートも向いているんじゃないかな」と言ってもらえていて、そういう自分の新たな可能性に気づいたり、向いていることを見つけることにも繋がっているんだと感じています。新しくライブ配信を始めた方々を支えてあげるようなことも自分の今の目標です。
最初は「自分のところにリスナーさんが来てくれるのかな」と不安になるかもしれません。でも続けていくうちに、自分を応援してくれるリスナーさんが現れて、そこで自分の価値というものを知ることができます。それってライブ配信の魅力なんじゃないかなって思います。
あなたは一人じゃない! 不安や悩みがあるなら、先輩ライバーに相談してみて。
Aya:私がいろんなトップライバーさんに話を聞いてきて思ったのが、最初の壁を乗り越えられるかどうか、それがすごく重要だということです。私自身も最初に現れた大きな壁で、ライバーを続けていくかどうか頭をよぎるくらい悩んだのですが、そこで「これをどう解決しよう」と前向きな方向に意識を向けることができたことで、今の自分があると思っています。自分らしく配信を楽しむことを大切に、時には誰かに相談をしながら、壁を乗り越えていくことに挑戦してみてください。
また、これからライブ配信業界ってどんどん盛り上がっていくだろうし、Pocochaというプラットフォームもさらに大きくなっていくと思っています。次第に長く続けているライバーさんは、他のライバーさんの見本になっていくと思うし、だからこそ今ライブ配信をしている方は「自分がこのプラットフォームを良くしていくんだ」という意識を持つことが大切です。他のライバーさんのロールモデルとなるような形をみなさんと一緒に模索していきたいと思っています。
megu:まず、今悩んでいるライバーさんには、一人じゃないよということを伝えたいです。ライバーって、結構孤独な仕事かなと思うことがあるので、「今の私の気持ちをわかってくれる人はいない」という不安で押し潰されそうになってしまっている人もいると思います。でも、そういう辛い気持ちを乗り越えてトップライバーになった人や、明るい配信をしながらも裏で戦略に悩んでいるライバーさんもたくさんいます。あとは全力で楽しめば、必ずリスナーさんはついてきてくれます。まずは、一人じゃないんだと気持ちを楽にして、あなたらしい楽しい配信をしてみてください。
配信を続けていると、辛いことや苦しいこともあるかもしれません。だけど、それ以上に嬉しいことや楽しいことも起こります。私は、そんな経験をたくさん積み、今は誰かの救いになれたら嬉しいなという思いで配信を続けていこうと思えています。今この文を読んでくれているあなたも、私と一緒に頑張りましょう!
KELVIN:まず、わからないことがあれば、気軽に僕の配信枠に来て聞いてください。わからないことや迷っていることがあったときに、一人で抱え込んでいても、押し潰されてしまいます。誰かに聞きに行くのは勇気がいることだけど、それがあれば答えが見つかると思います。これをきっかけに配信に来てくれるなら、僕はきちんと向き合って、ベストアンサーが出るまで付き合います。心配しないで、一緒にがんばりましょう。
また、これから先輩ライバーになりたい方も読んでいると思います。そういう方に向けて言いたいのは、自分を貫き通すのが大事だよ、ということです。綺麗事って誰でも言えますが、自分が信じた道を曲げずに進んでいくことで結果は出ると思っています。その延長線に、先輩ライバーとしての登壇や相談に乗る機会というのが必ず生まれるはずです。配信は必ず誰かが見てくれているので、まずはブレずに続けてみてください。
先輩ライバーに相談してみよう🌱
記事を読んでみて、「先輩ライバーの配信枠へ行って質問するのは緊張しちゃう・・」と感じる方は、こちらで質問を募集します!
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