配信のマンネリ化とおさらば!S帯継続ライバーが語る「停滞から抜け出すためのヒント」
皆さんは、配信のモチベーションってどうやって維持していますか?
「配信がマンネリ化しているけど、どう脱すればいいのかわからない。」
「ランクやメーターに一喜一憂してたら疲れてしまった」
そんなお悩みを抱えているライバーさんもいるかもしれません。
今回は、配信のマンネリ化を防ぐためのコツを、macoさんとみきちゃさんに伺ってきました!
マンネリ化しないために大事なのは「配信以外の時間」なのだとか。
「配信がワンパターンになってるかも……」とお悩みのライバーさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
リスナーさんからの一言が”マンネリ打破”につながった
ーーお二人は、配信がマンネリ化して悩んでしまったことってありますか?
みきちゃ:私自身は当時気づいていなかったのですが、配信がマンネリ化していた時期はあります。歌枠で配信をしているのですが、毎日同じ曲を歌って、同じ反応をもらっている、ということにリスナーさんからの「たまには違う曲入れてみたら?」や「最近応援してくれていたリスナーさん来なくなってるよね」といったコメントで気づいたんです。
それからはお休みの日に新しい曲を覚えたり、今まで興味がなかった分野の曲を練習してみたりすることで、次第にマンネリから脱することができました。最近では今まで歌えなかったような曲が自分のテーマソングになっていたりします。配信って、自分がしたいことの一方通行ではなくて、リスナーさんと一緒に作っていくものなんだって実感した出来事ですね。
maco:私は目標にしていたランクに到達したときに、配信枠全体が気が抜けたようになってしまって、その雰囲気に飲まれてモチベーションが下がってしまったことがありました。コメント数も減ってしまい、日またぎの時間もリスナーさんが少なく、メーターも作れなくなってしまって……。3、4ヶ月ほど停滞していましたね。その間は他の配信枠を見にいったり、みきちゃさんと同じように、リスナーさんに意見を聞いて参考にする時間にしていました。
ーーリスナーさんからはどのような意見をもらったんですか?
maco:私は雑談枠で配信をしているんですけど、自分の話をするのが苦手でいつもリスナーさんの話を聞いてばっかりだったんです。そんなときリスナーさんから「みんなmacoちゃんのこともっと知りたいんじゃない?」って言われて、私のことをもっと話したら会話が広がるのかもと気づきました。それからは、外に出て食事をしたら「今日こういうご飯食べてみたよ」とか日常の話も共有するようになりました。配信は全国のリスナーさんが見てくれているので、「その地域行ったことがあるよ」とか「ここの名産はあれだよね!」という感じでコメントが返ってくることで、ちょっとずつ話題が広がるようになりました。
ーーお二人ともマンネリ打破のきっかけはリスナーさんからの一言だったんですね。普段からそのように率直に意見を言い合えるような関係性だったのでしょうか。
みきちゃ:私はSNSもライブ配信も全く詳しくない状態から始めたので、最初からリスナーさんに親身に教えてもらっていました。なので、比較的相談などをしやすい関係性だったと思いますね。
maco:正直、配信を始めたばかりの頃はなかなか思っていることを言えませんでした。イベントで結果が奮わなくて落ち込んでも、それを配信で言うことができない。私が言わないから、リスナーさんたちも触れられない、という感じで。ただ、あるとき我慢ができなくて、おしのび配信をしているときに大号泣してしまったことがあります。そのとき「泣いて伝わるなら、自分の言葉として発して伝わる方が絶対にいいな」って思ったんです。今はファミリーに積極的に相談をするようになったし、配信中でもコメントの流れが落ち着いているときに「こういうのってどうかな?」ってリスナーさんに聞いたりしています。
数字に振り回されているときは距離を置く
ーーモチベ維持の方法として、ランクやメーターなど数字を追いかけることがありますが、逆にそれで疲れてしまうこともあると思います。お二人は数字に左右されないためにしていることはありますか?
みきちゃ:メーターが気になってしまうときは、”点で見る”のではなくて”線で振り返る”ようにしています。たとえば、今週はマイナスだったけど、先週はプラスを取らせてもらったな、とか。先週たくさん応援してくれていた人が、今週は仕事が忙しい中で隙間時間に来てくれていたのかもしれないですよね。リスナーさんそれぞれの事情はわからないけど、想像することはできます。そして、プロセスをしっかりと見た上で、今までの応援の積み重ねに対して感謝をするんです。結果としてそれがランク維持につながっていくと思っています。
maco:ランクやメーターって、結果として付いてくるものだから、気になりすぎているならどんな形でも少し距離を取るのがいいかもしれませんね。
私は昔、1人のリスナーさんが離れてしまったら毎回落ち込んで、その人がどうしているのか気になって、しょっちゅうエゴサしてた時期がありました。独占欲が強い部分が悪い方向に出てしまったんですよね。配信を続けていく中で「リスナーさんはあくまでPocochaを楽しみに来ているのであって、私が独占していいものではないんだ」と思えるようになりました。また、落ち込んでいたときに、先輩ライバーから「空いたところには別の人が入るから気にすることはない」と言われたことがあり、それを今すごく実感しています。来てくれなくなったな、と思っていると、不思議なことに新しい人が来てくれるんですよね。
みきちゃ:それ、めっちゃわかります!
maco:あるあるですよね。
みきちゃ:あと「あのライバーさんの配信枠では○Kとってる」というような、他の配信枠と比較するような話はなるべく目に入れないようにしていますね。それもエゴサと同じように、見るから不安になるというのもあると思うので。
maco:ありますね。でも配信中にコメントでくると、ちょっと困っちゃいませんか?「あのリスナーさんあそこでこれくらい応援してたよ」とか、本人は悪気なく報告していると思うんですけど……私はまだちょっとそういうリスナーさんに指摘できないときもあって。
みきちゃ:「うちの推しはこういう人なんですけど、みんなで行きませんか?」というコメントをするリスナーさんもいますが、そういうときは「ありがとうございます、教えてくださって。でもね……」と、それとなく配信枠のルールを伝えるようにしています。
maco:ルールをきちんと伝える、それってすごく大事ですね。配信枠を守るのは自分たちだし、それってブレない芯にもなりそうです。私もまだ言えないときはあるんですけど、どういうことを大事にしたいのか決めておくことで、目先の結果や出来事に一喜一憂しなくなるかもしれませんね。
配信外が充実することで、配信中の話題も盛り上がる
ーー配信以外の時間でマンネリ化を防ぐために意識していることはありますか?
みきちゃ:たとえば、今年のお盆は目標を達成できたので家族時間を作りました。私は母と祖母の三人暮らしなのですが、普段って締め時間が夜の10時だから、なかなか家族三人で夕食を食べる時間がとれないんです。でも今年のお盆の時間は久しぶりに三人でご飯を食べたり、一緒にお墓まいりに行きました。そのときに話した内容とか撮った写真をファミリーで共有するんです。そうすると、リスナーさんから「実は自分の家でもこんなことがあってね」とコメントがきて、さらに話題が広がっていきます。
maco:私も配信がお休みの日をちゃんと作って、そういう日にお出かけをしたり食事をしたりして楽しんでいます。それが結果的に配信中のネタになったりするし、モチベ維持にもつながっている気がします。
悩んでいるのは、前に進んでる証拠!
ーーたくさんのお話ありがとうございました! 今回お二人で対談してみていかがでしたか?
みきちゃ:今回macoさんとお話する機会が増えて、先日は配信にも遊びに行かせていただいたんですけど、めっちゃ楽しくて。
maco:嬉しいです! 私もみきちゃさんの配信楽しかったです。
みきちゃ:macoさんのお話を聞きながら、リスナーさんに対する感謝の気持ちがあるからこそ、工夫して強くなっていこうと思えるし、本気でやっているからこそ課題を見つけたり悩んだりするんだなと思いました。同じように、今回の記事を読んだり、ポコセミナーに悩みを相談しに来てくれているライバーさんって、つまりもう本気で、すでに一歩踏み出してるんだなって。
maco:そうなんですよね。悩んでるってことは、ちゃんと前に進んでるってこと。だからこそ、そういう人たちの支えになりたいですよね。
みきちゃ:うんうん。私もPOCO BASEなどで先輩ライバーさんにたくさん相談に乗ってもらって、育ててもらったと思っているから、次は自分が返していきたいなって。
maco:他のライバーさんと話すだけでも刺激的でモチベ上がりますよね。今回みきちゃさんと対談できて、「もっと自分も頑張れるな」って気合いが入ったし、これからもPocochaを良くしていけたらいいなって改めて思いました!
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対談いただいたお二人、改めてありがとうございました!お二人のプロフィールは下記からご覧いただけます✨