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「配信初期は順調にランク上がったのに、今はメーター維持がやっと…」B帯やC帯で焦っているあなたに伝える、S帯ライバーの極意は「1人にならないこと」|みたらしさん×なるごりさん

「順調にランクアップしていたと思ったら、B帯で停滞してしまった。」「もっと頑張りたいけど、どうすればいいのかわからない。」そんな悩みをお持ちではないですか?

今やS帯ライバーとして活躍している、みたらしさんとなるごりさんも、まさに同じような経験をしたお二人です。今回は、当時の経験をもとにどのようにランク停滞から抜け出せたのかお話を伺いました。応援してもらうためのコミュニケーションや停滞しているときのメンタルの保ち方など、今悩んでいるライバーさん必見です!

C帯で停滞中のときも「リスナーさんを楽しませること」を考えた

ーお二人はS帯に上がるまでにランクアップで苦労した経験などはありますか?

みたらし:C帯までは順調に上がったのですが、そこからB帯に上がるのが大変でした。C3の時点で、コアファンは100人を超えていたんです。でも、たとえば推しマークをつけてくれるような「みたらしだから応援する」というリスナーさんがあまりいなくて、ランクアップの決め手がなかったんですよね。それでも配信を続けていく中で、たくさん応援してくれるファンが現れたことで徐々にランクが上がっていきました。

なるごり:私もB帯に上がるのが大変だったタイプです! C帯まではあまり悩むことなく上がることができたけど、そこからB帯まで上がるのは三ヶ月くらいかかったかな。

ーなかなかランクが上がらない期間、「応援してほしい」という気持ちをどのようにリスナーさんに伝えましたか?

みたらし:気軽に参加できる応援方法を自分から提示して、協力してもらっていました。たとえば、タグ付けです。普段タグ付けしてくれる人には感謝の気持ちを伝えつつ、他のリスナーさんに対しても「よかったらタグ付けをしていってね」と呼びかけるんです。タグの付け方がわからない人には配信中に説明したりしていましたね。

なるごり:私は、リスナーさんに「応援したい!」と感じてもらえるように、自分が変わることを目指しました。アイテムのときのリアクションを工夫したり、普段からたくさんコミュニケーションをとるようにしたり……。

みたらし:私もB帯のときに企画などはじめましたね。雑談だけではなく、リスナーさんに喜んでもらえるようなコスプレを考えたり。色々と試行錯誤していました。

ー停滞していて辛い時期でも、お二人はリスナーさんを楽しませることを常に考えていたんですね! 

みたらし:そうですね。とにかく、やってて楽しかったんですよね。コロナ禍で在宅になって、人と接する機会が減っていたときに、配信枠を開いたら「おかえり」とか「おはよう」って言ってくれる人がいる。私の配信を楽しみにしてくれて、「待ってたよ」と言ってくれるリスナーさんがいるから続けられたんだと思います。ランクアップがしたい気持ちよりも楽しいと言う気持ちが勝っていたんですよね。疲れて配信を休むときもありましたが、3日も休むと自然と配信したくなっちゃうんですよ。

なるごり:わかります! 私も楽しさとか面白さから配信を続けていましたね。ちなみに私はランクが上がらないときは、気が済むまでとことんお忍びやってみたりしました(笑)。

応援してもらうためには「リスナーをよく知ること」が大事

ーリスナーさんに応援してもらうために、お二人はどのようなことを大切にしていますか?

みたらし:とにかく、そのリスナーさんを知ることです。応援してくれているリスナーさんが、どんな仕事をしていて、どんなことが好きで、いつも何時頃配信に来るのか、というのをパッと言えるのが大事ではないかな、と。もちろん仕事で疲れているリスナーさんに仕事内容を質問攻めするようなことはしません。でも「いつもこれくらいの時間帯に来てくれているよね」とか、朝の配信に来た人に「これから寝るの?それとも仕事?」といった言葉をかけることはできます。そうすると、相手から自然と「仕事で色々あってさ」と話し出してくれることがあります。そうやって会話の中で少しずつ知っていくんです。やっぱり自分に興味を持ってくれているって嬉しいじゃないですか。

なるごり:リスナーさんのことを知るのは大事ですよね。私はよく配信で「私は主役じゃなくていい」と言っています。自分は司会者で、リスナーさんが演者さんのようなイメージです。リスナーさんに話を振りながら、配信枠の楽しい雰囲気を作っていく。もちろん、応援してほしいときはちゃんと伝えるなど、メリハリは大事にしています。でもそのときもただ「応援して」とだけ言うのではなくて、「一緒に強くなりたい」とか「一緒に同じ景色を見たい」など言い回しは考えています。そうすることでちゃんと気持ちが伝わるし同士のような関係性になる。そういった言い方の工夫は、枠まわりなどをして、いろんな人から勉強をさせてもらいました。

リスナー目線のコメントを参考にすることで「自分の武器」を発見!

ーリスナーさんとのコミュニケーションを大事にすることで、きちんと伝わるようになるんですね。みたらしさんはリスナーさんとどういった関わり方を意識していますか?

みたらし:私はリスナーさんの意見もたくさん取り入れながら試行錯誤しているタイプです。配信の方向性についてよくファミリーと話し合っています。やっぱりリスナーさん目線じゃないとわからないことってたくさんあるので、意見がほしいと伝えていますし、よく参考にしています。

ーどんな意見をくれるのですか?

みたらし:たとえば、「この時間帯はあまり配信をしているライバーさんが少ないから、どこに行けばいいのか迷うんだよね」という話を聞いたら、そしたらその時間帯でおしのび配信やってみようかな、とか。あとは、アイコンの見栄えもそうですね。タイムラインに表示されているときに配信枠に行きたくなるようなアイコンを、色の使い方や写真のセレクトも含めて、リスナー目線で教えてくれるんです。「他のライバーさんたちはこういうアイコンにしているから、そうじゃないカラーリングにした方が目立つんじゃないか」など。配信を始めたばかりのころは、アイコンの下の方に文字を書いていたんですけど、タイムラインだとタグが表示されているから消えちゃうんですよね。それもリスナーさんに教えてもらえるまではわかりませんでした。

なるごり:私は、歌が武器になるとリスナーさんたちが教えてくれました。もともとは配信中にコメントが読み切れないので、歌を歌っていたらみんな、ぽこボックスを取る間も楽しんでいただけるかな思って歌い始めただったんです。でもそこで、リスナーさんたちが声を褒めてくれて、次第に歌で人が集まるようになってきました。歌が武器だなんて人生で一度も思ったことがなかったし、こんなに歌う人生になるとも思っていなかったです。Pocochaのリスナーさんに見つけてもらったと思っています。

POCO BASEやポコセミナーがきっかけでライバーとの繋がりが生まれる

ーリスナー目線だからこそ見つかる武器もあるんですね! ちなみに、たとえばお二人はライバー同士で悩みを相談することに関してはどう考えていますか? POCO BASEにも参加いただきましたが、そこで感じたことなども伺いたいです!

みたらし:悩みを共感してもらえるだけでも安心することがたくさんあるな、と感じました。やっぱり、リスナー目線とライバー目線だと感じ方にも違いがあるし、100%分かり合うというのは、なかなか難しいことです。ライバーだからこそ分かることはあると思います。リスナーとして他の配信枠に行っても、そこで悩みを相談するのは難しいんですよね。相談したくても知り合いがいない、関わりのないライバーの配信枠に急に行くのは緊張するし、営業目的だと思われるかもしれない。でも、POCO BASEやポコセミナーであれば、直接顔を見て相談ができるし、それがきっかけで繋がりが生まれるかもしれない。リス活とはまた違った体験ができると思いました。

なるごり:全く同じ気持ちです。ランク帯がどこであろうと、悩みはそんなに変わらないんですよね。たくさん変化して慣れていくことが大切。でも失敗が重なれば、自信を無くしてしまうライバーさんは多いと思います。そこで先を歩いているライバーさんが「失敗が多い方があとが楽だよ」「その道は間違っていないよ」と言ってあげるだけで、頑張ろうと思えるかもしれない。そういう場として意味があると思います。あとは、そこからどう行動するかですよね。ライバーに相談をしたり、POCO BASEやポコセミナーに来ている時点で、変わりたいという気持ちの表れだと思うので、そういう人たちにちゃんとチャンスが回ってきたらいいなと思っています。

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対談いただいたお二人、改めてありがとうございました!お二人のプロフィールは下記からご覧いただけます✨