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先輩ライバーQ&A 「締め時間に人が来ない……」配信枠の一体感を強めるために必要なこととは?

後輩ライバーから寄せられた質問に、先輩ライバーが回答する企画「先輩ライバーQ&A」。
今回は、こちらの2つの質問をピックアップ!

  1. 締め時間間際にリスナーさんが全然いなかったり、配信枠のリスナーさん同士の仲が深くなかったり、配信枠の一体感をつくることに苦戦しています。配信枠の一体感を強めるために、大切にしている考え方や、実施している工夫をおしえてください!

  2. 配信を続けるうえで目標を持つことが大切と聞きましたが、先輩ライバーさんはどんな目標を持っていますか? また、配信枠で一丸となって目標を目指すために行っている工夫を教えてください!

それでは早速、先輩ライバーに回答していただきましょう!

「締め時間間際にリスナーさんが全然いなかったり、配信枠のリスナーさん同士の仲が深くなかったり、配信枠の一体感をつくることに苦戦しています。配信枠の一体感を強めるために、大切にしている考え方や、実施している工夫をおしえてください!」

ライバーとリスナーさんが1対1の会話ではなく、1対Nでの会話を意識する!(ハム)


ハム:私は、ライバーとリスナーさんが1対1の会話になってしまうと、配信枠全体での団結力やファミリーの仲が深まりにくくなってしまうと思っているので、「みんなでお話をする」ように工夫をしています!たとえば、初見さんが北海道の方だったら、北海道にまつわる話をみんなで話したり、リスナーさんが積極的に会話に参加しやすい配信枠になるよう意識しています!

この思いは普段からファミリーには伝えていて「初見さんが来てくれたら一緒に歓迎してほしい」「最近は〇〇さんが仲間になってくれたよ」などを伝えることで、配信枠全体でお話することを、みんなで楽しめるようにしています。
正直、私も配信を始めたばかりの頃は、なかなか配信枠一体となって応援してもらえるような空気感が作れませんでした。その頃は、ファミリーに身内感ができてしまって初見さんを歓迎できないことも多かったです。しかし、思いをしっかり伝えるようになってからは、初見さんも巻き込みながら配信枠全体で話を楽しむ配信枠になっていきました。今では配信枠が好きだからという理由で遊びに来てくれるリスナーさんもいます!

また、配信につまづいてたときは、自分の配信のアーカイブを見ていました!
アーカイブの自分を見てみると、意外と真顔で喋っていたり、声のトーンが低かったり…。そうするとなんだか見ていて楽しくないんですよね。
逆に自分が笑っている映像を見て、釣られて笑ってしまったりすることもありました。そこから「自分が楽しむことが、リスナーさんに伝染するんではないか」と気づきました。
自分を俯瞰して見てみると、できてないことにも気づくことができ、おすすめです!

うまくいかないことに悩みすぎないで!自分の夢や目標を伝えて、リスナーさんを巻き込んでいくことが大事(ミレイ)

ミレイ:Pocochaの面白いところは、ファミリーがあって、リスナーさんと一緒に配信枠を作っていくところです。なのでまずは「どうしてPocochaで配信をしているのか、Pocochaでどんな夢や目標を叶えたいのか」という自分の思いをリスナーさんに伝えることが大切だと思っています。そして、どう応援すればいいのかわからないリスナーさんもいると思うので、そういうときは「Pocochaにはこういう応援方法があるんだよ」と教えてあげることも必要です。Pocochaだからこその価値やシステムをきちんと理解した上で、リスナーさんも巻き込んでいけるといいですね。

ちなみに、締め時間前にリスナーさんが来ないことって、私も今でもありますよ。私は落ち込みやすいし「私が面白い配信ができていないから人が来ないんだ」と思ってしまうようなタイプなのですが、そうやって落ち込んだ姿をリスナーさんに見せると、リスナーさんも悲しくなってしまうし、何より失礼ですよね。

だからこそ「今日だけのことを落ち込みすぎる必要ない」って自分に言い聞かせて、あえて楽しい姿を見せるようにしています。そうすることで「なんか楽しそう」とリスナーさんが思ってくれて、次第にいい循環に切り替えていくことができます。

締め時間には企画をして楽しんでもらう工夫を!終わったあとは必ず感謝の気持ちも伝える(のんちゃん)


のんちゃん:そもそも締め時間の一体感やドラマが生まれるときの興奮って、味わってみるまではなかなかわからないものです。なので、配信では意識的に「私のメイン配信は22時〜の配信だからぜひこの時間にも遊びに来てね」と、まずは締め時間に人に来てもらうことを伝えています。ただ締め時間というとちょっとネガティブに捉える人もいると思うので、私は「応援の仕方はアイテムだけではなく、配信に来てもらって一緒に時間を共有することも応援の一つだから、来てみてね」とリスナーさんにも寄り添って伝えてるようにしています。

また、来てくれたリスナーさんが楽しめるように、締め時間にはクイズをしたりマイイベをやったり、企画などの工夫をしています。みんなで一緒に楽しみながら、締め時間のタイミングで「ここから本番だから、みんなで20分走り切ろう!」と言って、リスナーさんにはさまざまな応援で盛り上げてもらっています。また、締め時間が終わったあとは、結果にかかわらず、配信に来てくれた感謝の気持ちと盛り上げてくれた皆さんへのお礼を伝えるようにしています。

といっても、毎日これをやると疲れてしまうので、ゆっくり過ごすときなど自分なりの塩梅を大事にしています。まずは自分ができることを考えてやってみるといいですね。そして何よりも大切なことは、それを自分が楽しめるかどうかです。ライバーさん自身が楽しめることをすれば、リスナーさんもきっと一緒に楽しんで最後までいてくれると思います。

「配信を続けるうえで目標を持つことが大切と聞きましたが、先輩ライバーさんはどんな目標を持っていますか? また、配信枠で一丸となって目標を目指すために行っている工夫を教えてください!」

ライブ配信がまだ根付いていない大分県でモデルケースとなるようなライバーになりたい!(ミレイ)


ミレイ:私は大分県を代表するライバーになりたいと思っています。そもそも大分ってライバーやライブ配信を見ている人が少ないんですよね。馴染みがないから、親や知り合いに配信をしていることを伝えても「なんか怪しいことやってるの?」と言われてしまう。相手に悪気はなくても、頑張っている自分からしたらすごく悔しいことです。今の大分県にはライブ配信をする人も見る人もサポートする先輩のような存在もまだまだ足りていません。目標となる人もいないから、知識がないまま始めたライバーさんが、思っていたよりも大変だったからという理由ですぐにやめてしまうケースもあります。

大分県のような、人口も少なく、交通の便も発達していない地域だからこそ、ネットを使ってもっと人と繋がったり話したりできるようになるべきなんです。だからこそ私は大分を代表するようなライバーになり、もっともっとライブ配信の文化を普及させたいと思っています。

最近Pocochaではプロフィールで設定している地域と同じ、もしくは近い地域の配信が表示される地域タイムラインがスタートしました。私はその機能がリリースされた日に位置情報を設定して活用しています。すでに地域のタイムラインから来てくれるリスナーさんはいて、特に最近配信を見始めた人が多いですね。「とりあえずPococha登録してみて、わからないまま地域の設定もしてみた」というリスナーさんが1日に5〜6人は配信に来てくれます。まだまだ小さな一歩ではありますが、自分がライバーという職業の可能性を証明するために頑張っています!

ライバーとリスナーどちらも配信ライフを楽しめるようなサービスを作りたい!(のんちゃん)

のんちゃん:私は、ライバーとリスナーどちらも配信ライフを楽しめるようなサービスを作ることが目標です。普段はプログラマーとエンジニアの仕事をしているのですが、そういった自分のスキルを活かせる領域で、ライブ配信をさらに盛り上げたいと思うようになりました。

最初は軽い気持ちで始めたライブ配信でしたが、続けていく中で、たくさんの人から元気をもらったり、逆に与えることができたりして、それがすごく感動したんです。全くお互いのことを知らないライバーとリスナー同士が、2〜3ヶ月もすれば家族よりも密に時間を過ごしている関係性になっていたりする。ただ、素晴らしい価値があると感じる一方で、配信をやり続けること・見続けることが難しくてやめてしまう人も多いのが現状です。それって一緒に頑張ってきたライバーとしてもすごく寂しいこと。だからこそそういった人たちに向けてサービスを作ってみたいと思うようになりました。

このサービスもそうですが、私は普段から自分がワクワクして、達成したら感動するようなことを目標に設定するようにしています。そしてそれを共有することで、リスナーさんも普段味わえないような非現実的な体験をすることができる。なので目標はきちんと伝わるようにこまめに言うようにしています。配信中はもちろん、ファミリーへの書き込みや、配信のタイトルに入れてみたりもしますね。そうやってみんなに同じ気持ちを共有する機会をたくさん作ることが大事だと思っています。

兼業ライバーとしてのロールモデルのような存在になりたい!(ハム)

ハム:私は、「兼業ライバーでもS帯を目指せる」と伝えていきたいと思っています。私も最初は友達に誘われて軽い気持ちで配信を始めたのですが、本気になればなるほど可能性が無限大の職業だなと思いました。でも、C帯くらいの頃は悩みも多かったり、仕事をやめて専業ライバーになるのも難しかったりともどかしい気持ちになって諦めてしまう人も多い。

そこで、今まさに悩んでいる兼業ライバーの方に向けて、「兼業でもS帯を目指せる」と伝えていきたいと思っています。最近はそのような思いからC帯ライバーさん向けの相談会などにも参加させて頂いています。真面目で頑張り屋さんなライバーさんこそ、疲れてしまったりして辞めてしまう方も多いので、そういう方が集まり、頑張れる場所を作れたらいいなとも思っています。

目標を立てても、それを継続できる人は少ないですよね。年始に立てた目標も、年末には忘れている人も多いと思います。そこで、目標を立てることにこだわらず、まずは続けることを目標にするのも悪くないのかなとも思います。
だけど、ダラダラとやるのは違うと思っています。なので私は毎月末にファミリーと総括配信をしています。その月の振り返りと感謝の気持ちを伝えながら、その上で来月はこうなっていたいということをファミリーに伝えます。そうすることで自分自身のモチベーションにも繋がるし、リスナーさんにとってもよりライバーの目標を理解できる機会となります。自分の熱意をきちんと伝えるためにも、何度でもファミリーに伝えることが重要だと思っています。

大切なのは様々な角度から物事を見ること。悩んだら先輩ライバーに相談してみて

ーー最後に読者の方にメッセージをお願いします!

ミレイ:悩んでいるライバーさんに伝えたいのは、上手く行かない瞬間があっても、諦めなければ失敗じゃないということです。新しいことにチャレンジするとき、配信枠を変えていこうとするとき、日々の配信がある中で少しずつ変えていくのは大変なことです。更地に家を建てるよりも、既に建っていて人が住んでいる家を修繕しながらリフォー ムしていく方が手間が掛かるのと一緒だと思っています。頑張って玄関の扉を外すところまでやったの に、そこでやめたら玄関のない吹きさらしの家になってしまう。でも、続けてさえいれば必ず綺麗な家が建つんです。ライブ配信も、今日上手く行かなかったとして、そこで辞めてしまえばそこまでですが、諦めなければいつか目標に辿り着けるかもしれない。そして、悩むっていうのはそれだけ真剣に向き合っていることの証でもあります。悩むほど真剣に頑張っている自分に自信を持って配信していってください。

のんちゃん:相談会などでライバーさんのお悩みを聞いていて思ったのは、まだ俯瞰して自分を見ることができていない状態なのかもしれない、ということです。悩んでいるときってどうしても視野が狭くなってしまって行き詰まることがありますよね。そういう人たちに対して、私たちのような経験を積んできた先輩ライバーがアドバイスすることで、より広い視野で物事を捉えられるようになるかもしれない。悩みを解決する上で大切なのは、いろんな角度から物事を見ることです。なのでまずは一人で悩んだり抱え込んだりせずに、信頼できるライバーに相談をしてみてください。もちろん、私たち先輩ライバーにもぜひお話ししてみてくださいね。

ハム:私がC帯ライバーお悩み相談会等で先輩ライバーとして登壇することとなったきっかけは、特別にすごい結果を残したとかではなく、とにかくずっと配信を続けてこれたからだと思っています。
私も一度心が折れそうになったことがありました。でも、自分の目標を見返したら、まだまだ叶っていなくて、悔しくて。そこから再起した結果S6ランクへと繋がりました。上を目指す人ほど真面目で頑張り屋さんが多くて、心が折れやすいと思っています。でも、だからこそまずは「続けていることが素晴らしい」と思ってほしい!続けていられている時点で、目標への第一歩は叶っています。
そして、この記事を最後まで読んでくれている時点で、素晴らしい行動力だと思っています。そんなあなたのことを見てくれるリスナーさんは絶対にいます。まずは一歩ずつ、焦らずにお互い頑張っていきましょう!

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