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「ランクをあげたい」でも「負担をかけたくない」と悩むライバーを見るリスナーのホンネ

「本当はやりたいと思っていることを正直に伝えたら、リスナーさんはどんな反応をするのだろうか」「リスナーさんはなぜ、自分のことを応援してくれるのだろうか」
そんな悩みを持ったライバーさんも多いのではないでしょうか?

そこでリスナーさんに「推しライバーさんの変化と、応援するリスナーさんのホンネ」というテーマでインタビューをしてきました!

「悩んでいるライバーさんを見ているリスナーさんの立場で思っていたこと」「やりたいことを伝えるのを躊躇しているライバーさんを見ている時のリスナーさんのホンネ」、そして「ライバーさんを応援し続ける理由」などをについて伺いました。

「リスナーさんはどんな気持ちで応援してくれているのだろうか?」と思った方は、是非読んでみてください📣


応援しているライバーさんは、これまでどんな悩みをかかえてきたのでしょうか?

まず一番大きかったのは「ライバーさん自身が思っていることをリスナー側に伝えられない」という悩みでした。「配信は楽しい」と口では言っているのですが、表情からは心からそう思えていないと感じることがよくあって、「言いたいことが言えてないのだろうな」と思うようになりました。

「せっかく配信しているのに、どうして思っていることを伝えないの?」と伝えてみたら、ライバーさんが過去に自分の思っていることを正直に伝えてうまくいかなかった経験があったと話してくれました。それがきっかけで正直に思いを伝えることに対して、躊躇するようになっていたそうなんです。

でも、「本当はこういうことをしたい!」という思いがあることは感じていたので、僕自身応援しながら、ライバーさんが思っていることを伝えやすい環境づくりもサポートしようと考えました。


環境づくりをサポートするために、まずはどんなところから始めたのでしょうか?

毎日ではないですが、自分でも配信をしてみました。実際やってみると「配信は楽しい!」と思うものの、配信をしながらメーターや配信時間を管理したりするのは大変でした。表情を意識しないといけなかったり、「人に見られている」という重圧も感じて、ライバーさんの大変さを部分的に理解できました。

ライバーさんに「これやったほうがいいよ」と言うのは簡単ですが、実際にやってみるとなると想像していなかった大変さがあるし、難しいことだと実感できました。

💡リスナー太郎さんの紹介
Pococha歴約1年のリスナー。
ライブ配信は「話すのが上手い人とかが活躍する場所」というイメージがあったが、実際にいろんな配信を見てみると、「こんなにたくさんの人が自分なりに頑張っているんだな」と感じるようになり、配信の魅力にハマったそう。現在はリスナーさん同士のつながりや、ライバーさんとのしっかりコミュニケーションを楽しみにPocochaを続けている。

💡太郎さんが応援しているライバーさん
太郎さんがPocochaを始めて、最初に入った配信枠の方。普段は別の仕事もしながら、配信をしている多忙だけど努力家なライバーさん。
初めて見たときは静かな印象だったが、「なんか自分と似ているな」「芯がしっかりしている人だから、この人にはきっと輝ける場所がある」と直感的に思えたことが応援しはじめた理由。

※「太郎さん」はペンネームです



先ほど、「本当はこういうことしたい!」という思いがあると感じたとおっしゃってましたが、ライバーさんはなぜ、思ったことを伝えられなかったのでしょうか?

「リスナーに負担をかけたくない」という思いと、「ランクをあげたい」という思いの間で葛藤していたのだと思います。その結果、リスナーにやってほしいことや、自分の目標を伝えられずにいたのだと思います。

半年ぐらいその状態が続いていたのですが、あるときから、目標をホワイトボードに書いて伝えたり、ファミリーチャットで話してくれたり、相談してくれるようになったんです。「今のままじゃダメだ。自分なりにできることからやっていこうと思った」と話してくれました。

その時、ライバーさんが思いを伝えてくれると、リスナーの中でも目標ができるし、ライバーさんとも目線合わせができると実感しました。

実際に配信枠内の雰囲気も変わっていきました。それまで作業しながら視聴していたリスナーさんがコメントに出てくるようになったり、配信枠の盛り上げの手伝いをしてくれるリスナーさんが増えていきました。


ライバーさん言葉や、行動の変化が配信枠の雰囲気を変えていったんですね。太郎さん自身はライバーさんが思いを伝えてくれてどう感じましたか?

リスナーのホンネとしては、できるできないはいったん置いといて、「こういうことをしたい」と伝えて欲しいと思っています。できるサポートならば協力したいし、今はできないなら、それができる環境を一緒に作っていきたいと思っています。

伝えてくれないと、こっちが勝手に動いて「そんなの望んでない!」となってしまう可能性もあります。伝えてくれることで初めて、ライバーさんの応援につながる試行錯誤を始めることができます。

「リスナーの負担が大きくなる」と考えてくれるのはもちろん嬉しいですが、アイテムを使ったり視聴時間を増やしたし、コメントで盛り上げたりなどの行動を起こすかを決めるのはあくまでリスナー自身の選択なので、ライバーさんがそこまで「負担が大きくなる」と思い悩みすぎないでいいと思っています。

もちろん、相手が嫌な気持ちにならないように言葉を選んで伝えたり、協力を理由や目標とともに伝えることは大切だと思います。


太郎さんもライバーさんを応援する中で悩んだこともあったと思いますが、なぜ応援を続けてこられたのでしょうか?

リスナーはライバーさん独自の感性や考え方、やりたいことに共感して、「ただ配信を眺める」のではなく「応援しよう」と思うのだと思います。その上で僕自身は、「この人にはきっと輝ける場所がある」と思っているから、応援を続けています。

集まるリスナーさんも、本来のライバーさんの感性に近い人が、「そのライバーさんらしさ」を見るのが楽しくて集まり、長く見続けるのだと思います。

だからこそ、困ったときは相談したりやりたいことを伝えてもらって、ライバーさんとリスナー側で目線を合わせて応援したいと思っています。


インタビューは以上となります!読者の皆さん、今回インタビューにご協力いただいたリスナーさん、ありがとうございました😀

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また、共感できたと感じたり、他のリスナーの声を気になると思った方は、こちらのVol.2のリスナーのホンネも合わせて読んでみてください♪