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目標を伝えたことがランクアップの壁を破る秘訣|りんこ×柳瀬蓉 LIVER×LIVER

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Pocochaには、様々な個性を持つライバー・リスナーのみなさんがいます。個性豊かなみなさんは、どんなストーリーを歩んできたのでしょうか?また、そんな多様なみなさんに、共通するモノとは何でしょうか?Pocochaライバーの「個性」と「共通点」を探る新連載「LIVER x LIVER」をはじめます。

初回となる今回は、9月11日に実施したPOCO BASE女性デビュー&ルーキーライバー編に「先輩ライバー」として登壇し配信スキルをレクチャーしてくださった、りんこさんと柳瀬蓉さんに対談をしていただきました。

2019年3月から配信を始めたりんこさんは、パワフルで楽しいトーク配信が人気を集めています。一方、Pococha歴2年でシンガーソングライター・タレントとしても活躍する柳瀬蓉さんは、“元気の押し売り”と自称するほど明るい配信が特徴です。

ともに関西から配信しているおふたりはSランクライバーとして活躍し、ほかのライバーにとっても目標となる存在。しかし、ライバーとして行き詰まり、リスナーとの関係に悩んだ時期もあったのだとか。そんなふたりにライバーになるまでのこと、ライブ配信で壁を打ち破った出来事、そしてPOCO BASEに参加している理由もうかがいました。

ライブ配信を始めたワケとは

-おふたりがライブ配信を始めたきっかけを教えてください。

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りんこ:ヨガのインストラクターをしていて、教室の集客が目的だったんです。ちょうど結婚を機に、東京から地元の関西に戻ってきたばかりで。ホームページやチラシで募集しても効果がなく、ライブ配信なら自分を知ってもらえるチャンスかもと思いました。

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柳瀬蓉:以前はアイドルをしていました。アイドルといっても、キラキラ系ではなかったのですが(笑)、ご当地アイドルやダンサーなどが混じった11人組のグループに所属していたんです。

アイドルとしてステージに立つのは楽しかったのですが、ファンは増えないままで。「うちは大きな会場で何万人を前にしてやりたい」。20歳のときにそう思い、フリーとしてライブハウスに立ち、音楽活動を開始しました。

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そして、オンラインなら何万人ものリスナーさんに柳瀬蓉を知ってもらえると思って始めたのが、ライブ配信です。Pocochaなら報酬も得られますしね。

-それぞれ理由は違っても、多くの人に自分を知ってもらいたくて配信を始めたのですね。りんこさんは、当初の目的であるヨガ教室の集客にもつながりましたか?

りんこ:それが、ヨガよりも配信に魅了されてしまって……。本当は表現できる場所をずっと探していたんです。大学時代は演劇に熱中していて、就活前に芸能事務所のオーディションを受けたこともありました。

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でも、芸能活動は私が好きだった劇団の世界とは別物で。結局、ヨガインストラクターとして就職し、やりがいはありましたが、会社ではあまり評価されずにモヤモヤしていました。関西に戻ってフリーになってからも、本当にやりたいことはヨガなのかな、と迷っていました。
そんなときにライブ配信で自由な表現ができて、「これだ!」とハマってしまったんです。

-最初から今のようなトークを中心に配信していたのですか?

りんこ:最初は何を配信したらいいのか分からなくて、ペットのチンチラを紹介していました(笑)。「いやいや、ペットよりも自分でトークやパフォーマンスをしよう」と思い直し、ほかのライバーさんの配信を見て研究しましたね。
懸賞で当たった高級しゃぶしゃぶを食べたり、心理テストの結果を話したりと試行錯誤しながら今に至ります。

ランクアップのカギは「自分の思いを伝えること」

-おふたりとも順調にランクアップして活躍されている印象です。

柳瀬:最初は順調にランクアップしました。しかし、いつの間にかボーダー維持が目的のような配信になってしまい、リスナーさんもうちも無理をしている微妙な空気が半年ぐらい続いていたんです。当初からは考えられないくらいランクも下がってしまい、「これ以上落ちたらやめよう」と思っていました。稼ぐだけならアルバイトという方法もあるし、リスナーさんに苦しい思いをさせながらアイテムを使ってもらうよりも良いのではないか、と。

-そこからどうやって抜け出したのでしょうか?

柳瀬:最後に、リスナーさんが増えそうなことは全部やってみようと決めました。効果があったのは、初見のリスナーさんたちに私の状況を打ち明けたお忍び配信です。「今の状況がしんどいので、空気を入れ替えて現状を打破したい」「次のイベントで頑張りたい」とオープンに伝えました。それで「柳瀬を有名にしよう」と思ってくださる方が一気に増え、リスナーのみなさんと力を合わせてランクアップできたんです。

-りんこさんはどのようにしてランクアップしたのですか?

りんこ:私の場合はプロとしてライバーになろうと事務所に所属して、ちょっとした勘違いもあって「3カ月でSランクまでいく」と大口を叩いてしまったんです。そこで事務所には全力でサポートしてもらいながら、夫にも「ライブ配信に3カ月間は集中させてください」とお願いして。おかげで、2カ月ちょっとでSランクになりました。

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-2カ月でSランクになったんですね!具体的に工夫したことはありましたか?

りんこ:目標を書き出して、配信で見える場所に張りました。「今月は○ランクまでいく!」とか「今日は10万いいねが目標」とか。

-2ヶ月の間、ずっと順調だったのでしょうか?

りんこ:全然そんなことはありません。とくに大変だったのが、BランクからAランクに上がったときです。「これだ!」と思ったイベントに初めて出たものの、あまり盛り上がらなくて……。なんとかしたいと、イベント最終日前日に配信で自分の思いを伝えたんです。
自分の気持ちを口にするのは怖かったのですが、ボロボロ泣きながら私が目指している姿について話したり、「〇〇をして協力してほしい」と具体的にリスナーさんにお願いしたりしました。

柳瀬さんと同じく、思いを熱く語ってリスナーさんに気持ちを伝えたことによって、良い方向に状況を変えられたのだと思います。

自分を好いてくれている人を大切に、信じてやりたいことを話せば、応援してもらえる

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柳瀬:きちんと言葉にして伝えるとホンマに変わりますね。うちのことを信じてくれている人たちを信じて頼れば、ありがたいことに相手も自分のことのように考えてくれます。逆に迷惑行為をする人には「もう来ないでください」とはっきり伝えます。その方がほかのリスナーさんの反応も良いんです。

もしリスナーさんに気持ちを伝えられなくて悩んでいる人がいたら、全員に好かれることは期待せず、好いてくれている人を大切にすることをおすすめ します。もしもひとりのリスナーさんが離れてしまったとしても、まだ自分のことを知らないこれから出会うリスナーさんの方がずっとたくさんいます。無理して全員から好かれようとせず、自分の気持ちに共感してくれるリスナーさんを新しく見つけた方が良いと思うんです。

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りんこ:イベントに限らず、日々の配信で自分がやりたいことを伝えれば、誰かが必ず賛同してくれます。もちろん自分の考えを話すのは緊張するけど、Pocochaには温かいリスナーさんがいてくださるので、信じて話せば意外と受け取ってもらえる。それに、自分ひとりだけでは突破できない限界がありますから。

POCO BASEでは、ライブ配信で大切な「知識と想像力」が得られる

-今回のお話を聞いて、勇気づけられるライバーさんもいらっしゃるのではないかと思います。おふたりは、ライバーさん同士の交流会POCO BASEでも、今まで培ってきたスキルを惜しみなく教えてくださいましたが、どんな思いでご自身の知識を伝えてくださっているんですか?

りんこ:ほかのライバーさんたちとも一緒に、大好きなライブ配信であるPocochaを盛り上げていきたいという思いがあるからです。

柳瀬:うちも同じで、Pocochaがもっと盛り上がってくれることを期待しています。今のトップライバーだってEランクやDランクを経験しているし、まだPocochaをやっていない人やEランクにいる新人さんたちが次の時代を作っていくはずです。今のランクは関係なく、続けてさえいれば結果もついてくると思います。たくさんの人が楽しみながらライブ配信にチャレンジできるようになってほしいですね。

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りんこ:配信していると自分の枠のことばかり考えてしまうので、誰かの話を聞いて客観的に見ることが大切だと思っています。POCO BASEの参加を迷っていたら、デメリットがパッと浮かばなければ参加してみると良いと思います。そこから世界が広がることもあるはずです。

柳瀬:ライブ配信では知識と想像力が大切です。POCO BASEは仲間や先輩と知り合えて、知識も得られます。参加した方には、何かしら持って帰ってもらいたいですね。
配信への考え方は本当に人それぞれだと理解できるので、気負わずに参加すると自分の配信をより良くするヒントもあると思います。

-ありがとうございます。最後に、Pocochaのコンセプトは、リアルタイムの瞬間「Live」を共有し、そこから人生「Life」へとつながっているという意味を込めた言葉「Live Link Life」です。おふたりは、配信する中でつながりを感じる瞬間はありますか?

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りんこ:ライブ配信って、感動も悔しさも団結もすべて感じられるんです。以前、リスナーさんに協力してもらいながらSNSに動画を上げたことがあって、うまくいかなくても、リスナーさんたちに「もう1回やってみようよ」と言ってもらえました。「一緒にできた!」という気持ちはその瞬間だけのもの。リスナーさんを中心に、ほかのライバーさんたちとも交流があって、線でつながっている感じがします。

柳瀬:ライバーにとって、配信は日常の一部です。リスナーさんの中には「ただいま」と言える居場所のように感じてくれている人もいます。人と人とのつながりを日々実感しあえることが「Live Link Life」だと思います。

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ときには本音でぶつかりながら、配信する瞬間を大切にしているおふたり。リスナーはもちろん、ほかのライバーとのつながりも大事にしながら、Pocochaを一緒に盛り上げたいという熱い思いを持っていらっしゃいました。

POCO BASEでは、おふたりのような熱い思いをもったライバーと直接話したり、配信で気になることを相談できたりします。
今回のように、ランクが伸び悩んでいるときや配信で自分の気持ちをうまく表現できないときなど、先輩ライバーからアドバイスや経験談を教えてもらえます。情報交換だけでなく、同じ夢や目標をもったライバー仲間にもきっと出会えるはず。

POCO BASEは、今後もさまざまなテーマで定期的に開催する予定です。配信する中で不安や疑問に感じていることがある方はもちろん、ライバー同士で交流したい方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

次回のPOCO BASEは、11月7日(土)に開催予定です。参加者の募集は10月23日(金)から開始予定ですのでお見逃しなく!

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