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「タイムライン改善、Pocochaの事務所に関する取り組みについて教えてください!」#プロデューサーQA ポコフォーラムvol.13編

#プロデューサーQAとは、ユーザーのみなさんからいただいたご質問、お悩みやご意見に対して、プロデューサーの水田が回答する企画です。
今回は、タイムライン・事務所に関しては施策担当者が直接お答えします。
本記事では2023年2月26日に開催された、「ポコフォーラム〜最新情報公開編〜vol.13」でいただいたご質問と回答をまとめてお伝えいたします!


水田:PDGsとは、Pocochaの目指したい「ライフスタイルや性別、年齢にかかわらず、誰もがライバー・リスナーとして自分らしく楽しめる」未来を実現するために定めた目標のことです。

PDGsには8つのゴールが含まれていて、それぞれの頭文字をとって「こまつなわあたふた」という合言葉も作りました。

個性を表現する(こ)」「学び伝える(ま・つ)」「長く続ける(な)」「輪を広げる(わ)」「安心・安全を守る(あ)」「多様化する(た)」「雰囲気・文化を作る(ふ)」「助けあう(た)」の頭文字をとって「こまつなわあたふた」です。

詳しくはこちらのnoteもご覧ください。

※今はエピソード募集は実施しておりませんのでご注意ください

小前:直近では、昨年の11月に注目50タブでのBOX訴求の制限、今年の2月に復帰タブの設置を行いました。

成果としては、かなりのBOX訴求を減らせたと考えておりますし、ユーザーのみなさんからも好意的なコメントをいただいており、施策には効果があったと思っております!

こちらも、ユーザーの皆さんから、好意的なコメントをいただいております。
実際に配信再開に苦しんだライバーさんからの声を見て、機能として実装して意味があったと考えております!

詳しくはこちらのnoteもご覧ください。


小前:Pocochaのタイムラインでは、コミュニティの熱量が最も大きくなるような、ライバー/ファミリーメンバーとリスナーとの出会いを創ることを実現したいと考えています。

より多くのライバーさんの配信にリスナーさんが訪れる仕組みを作るため、様々なタイムライン表示方法を模索しています。

1.より多くのライバーにリスナーが訪れる取り組み

1つ目は、以前実施した「ユーザーグループ分け施策」の事例のご紹介です。

ユーザーをランダムに4グループに分けて、同じグループのライバーしか表示しないようにしたところ、タイムラインの上位表示機会が増えました。
一方で、視聴は特定のライバーに集中してしまう結果になり、一部のライバーへの集中を改善することはできないなど、得られるものはあまり多くはありませんでした。
上記の事例の通り、未だ十分な成果は上げられていません。
ですが、より多くのライバーの配信にリスナーが訪れることを目指し、引き続き改善のための試行錯誤を繰り返していきます。

2.相性の良い出会いを生むための取り組み

次に、相性の良い出会いを生むための取り組みである「ライバー紹介AI」について紹介します。

これは、あなたに合ったライバーさんを自動で紹介してくれる仕組みのことです。この機能は現在の「おすすめタブ」で使わせていただいています。

こちらはより良い出会いが生まれるように、定期的にアップデートを繰り返しています。直近の成果としては、新しくアップデートしてからコアの取得数が28%もアップしました。

また、ルーキータブにライバーおすすめAIを導入してみたところ、リスナーのコア取得数が従来の仕組みよりも8.8%アップしました。
また、リスナーからコアを取得されたライバーの割合も従来の仕組みに比べて6.9%アップしています。
表示を変えることで新たに良い出会いが生まれていると感じています。

今後の取り組みについては、大きく分けて二つあります。

1つ目は、「より多くのライバーが推薦されるモデルの作成」です。「マッチング理論」と言われる学問分野の知見を転用した、より多くのライバーが推薦されるモデルを現在開発中です! 

2つ目は、「より良いマッチングを実現するモデルの改善を繰り返していくこと」です。実際に成果は出ていますが、まだまだ改善ができると考えています。

具体的にどのように改善していくかは絶賛議論中で、様々な方向からアプローチをしようとしているところです。みなさんと一緒に、より良いタイムラインを作っていきたいと思っておりますので、ご意見がありましたらぜひ教えてください!


蛭田:ライブ配信事務所とは、主にライブ配信に関わるクリエイターのマネジメントを行う事務所のことを言います。芸能事務所やYouTuber事務所と同じ仕組みで、現在のPocochaでは、初配信前後のタイミングで「事務所に所属するか、フリーで配信するか」を選べる仕組みになっています。

ライブ配信事務所の役割として、現在は大きく「ライバーさんをサポートする」「Pocochaを盛り上げる」の2つがあります。

1つ目のライバーさんをサポートするというのは、ライバーとして成長・成功するための手助けなどといった「日々の相談やアドバイス」、支え合うような「コミュニティの役割」、そしてライブコマースやPR案件、ラジオ番組などの多様な機会を設けるといった「多様な活躍の機会」などが挙げられます。

2つ目の「Pocochaを盛り上げる」というのは、「Pocochaの盛り上がり」を作っている基盤の一つに「ライバーさんの数」がありますが、それを支えてくれているのがライバー事務所だということです。

蛭田:Pocochaにとってライバー事務所とは、Pococha・ライブ配信全体を一緒に盛り上げていくパートナーだと思っています。

今回はライバー事務所に関係する視点からPocochaの歴史を

  1. 2017年:Pocochaの立ち上げ期

  2. 2018~2019年:Pococha改革期

  3. 2020年~ライブ配信の盛り上がり期

の3つに分けて振り返ってみたいと思います。

2017年:Pocochaの立ち上げ期

2017年は、Pocochaが誕生した年です。Pococha誕生の数ヶ月後から、ライブ配信事務所の方々との協業を開始しています。
当時は今以上に「ライブ配信」は知られておらず、放っておいたら誰かが初めてくれる、という状況ではありませんでした。

そんな中、ライバー事務所はクリエイターの方々に対して「これからの時代はライブ配信も来るよ!」と宣伝してくれたりしていて、それによりPococha初期の文化を形作るライバーさんがPocochaを始めて下さっていました。

このように、ライブ配信事務所の協力により、まだ人が少なかったPocochaにライバーが増え、盛り上がりを生んだのです。

2018~2019年:Pococha改革期

2018年は、Pocochaにランクシステムが導入された年です。
Pocochaでランクシステムが導入された頃、さまざまな事務所の方々がPocochaでもお取り組みいただけるよう、オープンに申し込みができるようにしました。
この年からPocochaは多くの事務所と協業するようになります。

一方で、Pocochaにとっては大変なこともありました。
立ち上げ期にご一緒させていただいたライブ配信事務所の方々がPocochaから離れてしまい、同時にライバーの方々もPocochaから離れていってしまったのです。それから数ヶ月間はPocochaにとって苦しい時期が続きました。

この大変な時期も残って応援を続けてくださったリスナーさんや配信を続けてくださったライバーさんのおかげで、今のPocochaがあります。ま
たユーザーの皆さんに加え、Pocochaの考え方に共感を示してくださった、新しいライブ配信事務所とその所属ライバーの方々がPocochaを新しく始めてくださり、ライバーの数も増え、再び盛り上がりを見せることができました。

2020年~ライブ配信の盛り上がり期

2020年から、Pocochaはライブ配信事務所の方々向けのビジネス条件を大幅に改訂し、公平な条件でお取引させていただくようになりました。
この取り組みにより、協業できるライブ配信事務所の数はさらに増えました。

そして、このタイミングでコロナの時期に突入します。外に出づらくなり、外の仕事が難しい人が増えた背景も相まってライブ配信への注目度が高まり、ライバーの方々もリスナーの方々も増えましたし、ライブ配信事務所の数も急増しました。

ライブ配信業界全体が急速に成長していくタイミングで、Pocohaではライブ配信をより良くしていくために活動してくださっている多様な方々が、より色々な取り組みをできるように動いています。
また、Pococha運営としてユーザーの皆さんにとって使いやすいアプリを目指して日々開発に取り組んでいます。

しかし、すぐに全てが改善できるわけではありません。

Pococha運営は、Pocochaをよくすることを大前提として、今後も同じような想いや熱量を持って行動してくれる方々が増えたり、よりサービスを作りやすくなるような環境を整えていきたいと考えています。


蛭田:今のPocochaは、ユーザーの皆さんと共に、そしてライブ配信事務所の方々をはじめとするさまざまな企業の皆様と共に作り上げ、ここまできました。

私たちが一緒にここまで来れたのは、「ライブ配信の価値を信じているから」でもあり、「ライブ配信に関わる人たちを、もっと便利に、もっと快適に、末長く配信を楽しめる環境を作っていきたい」と思っているからであり、「ライブ配信をもっともっと盛り上げていくことができる」と信じているからです。

このビジョンをユーザーの皆さん、ライブ配信事務所をはじめとする皆さんと共に追い続けていくために、Pococha、ライブ配信業界、広くはYouTubeやテレビなど芸能界も含めて当たり前にある「事務所」という仕組みを、もっともっとアップデートしていきたいと考えています。

また、「なぜ最初に所属を決めなければならないのか」「所属しないと必要なサービスを受けられないのか」、など、向き合っていくべき課題はたくさんあると感じています。

そのために、今事務所に所属されているライバーさんだけでなく、リスナーやフリーで活躍されているライバーの皆さんとも「Pocochaとライバー事務所のあり方・これから」についてディスカッションしていきながら、皆さんがより長く、より豊かに、安心してPocochaを使い続けていただけるような環境を作っていきたいです。

ライブ配信を盛り上げるため、一人一人のユーザーの皆さんがより安全に、安心して、長くライブ配信や応援活動、クリエイター活動を続けていくためにも、もっともっとこのエネルギーを有効活用していくことができると信じています。そして、Pocochaはそのような世界を、ユーザーの皆さんと、今いるライブ配信事務所の方々と、そしてこれからライブ配信を盛り上げてくれる未来のパートナーの方々と作り上げていけると思っています。

タイムラインやイベントのように皆さんに直接的に関わる部分ではないこともあり、あまり興味を持てない方もいらっしゃるかもしれないですが、少しでも興味を持ってくださったり、「こういうことに困っているんだ」とか「こういうことをやっていけないか」などと思ってくださる方がいたら、ぜひライブ配信全体の未来を一緒に考えていけたら嬉しいです。


水田:ぽこリーグとは、7つの各地域ごとに、ナンバーワンの県を決める大会です。例えば「関東」地域のNo,1を、神奈川や栃木、埼玉などの各県で争います。

詳しくはこちらのnoteをご覧ください。


水田:今まで不定期に追加されていたカラオケ楽曲ですが、今年2月から定常化されることになりました! また、POCORECORDSからリリースしているライバーさんが作成した楽曲も毎月追加いたします。ぜひたくさんカラオケ機能を使って配信を盛り上げてくださいね。

また、同時に、追加されてから1回も歌われていない楽曲の削除も行なっていきます。こちらは、毎年2月に実施する予定です。

楽曲を削除した際のアナウンスなどはいたしません。

詳しくはこちらのnoteをご覧ください。


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